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DivX,Inc.、純正の一括変換ツール「Dr.DivX」をバージョンアップして無償化簡単な設定でエンコードが可能なほか、フォルダを監視して自動エンコードも可能
本ソフトのv1は、価格49.99米ドルのシェアウェアとして公開されていたが、v2はオープンソース化され、無償公開された。またv2はv1のコードをほとんど利用せず1から作り直されたため、一部v1から引き継がれなかった機能もある。たとえば現バージョンでは動画キャプチャー機能を利用できないが、同社によると今後対応予定とのこと。 「Dr.DivX」は、MPEG-1/2のほか、AVI/WMV/MOV/MP4/drv-msなどの形式の動画をDivX形式にエンコードできるソフト。複数の動画を結合しながらエンコードできるほか、複数のエンコード設定を登録し、順次実行するバッチエンコードが可能。エンコード後のファイルは拡張子divxのDivX形式でのみ保存できる。 エンコードの設定は簡単で、本ソフトで動画を読み込み、“高画質”“ホームシアター”“ポータブル”“ハンドヘルド”というプロファイルから再生環境に適したものを選び[エンコード]ボタンを押すだけ。エンコード品質を4段階から選択したり、指定したファイルサイズに合わせてエンコード品質を自動設定することも可能。さらに、より詳細なエンコード設定も任意で行える。 バッチエンコードは登録順に行われるほか、順番の入れ替えや一時停止も可能。また、エンコード後に行う操作をプラグインで設定可能で、指定プログラムの実行やPCのシャットダウンを行うプラグインのほか、同社が試験公開を開始した動画共有サービス“DivX Stage6”へ、エンコード後の動画をアップロードするプラグインなどが標準で用意されている。 そのほか、特定のフォルダを監視し、新規作成された動画ファイルをあらかじめ設定したプロファイルで自動エンコードする機能などを備えている。
また同社は4日、プレイヤーやコーデックを含む“DivX”関連ソフトウェア集「DivX」v6.3を公開した。本バージョンの「DivX Player」は“DivX Stage6”へのアップロード機能が追加されたほか、2GBを超えるファイルサイズの動画再生に対応といった改良が施されている。本ソフト集は価格19.99米ドルのシェアウェアで、試用期間後もデコード機能や、エンコード機能の一部は無料で利用し続けることが可能。
・「Dr.DivX」
・「DivX」
□DivX Labs | Propellants for the mind (中村 友次郎)
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