|
【第275回】
アクションパズルゲーム「スターダストバインド」星をつないで線を作り、妖精を乗せて夜空へ飛ばそう
(06/08/18)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、星をつないで作った線に、妖精を乗せて空に帰すというユニークなアクションパズルゲーム「スターダストバインド」を紹介しよう。
空からは星だけでなく、ときおり隕石も降ってくる。隕石は妖精と同じ要領で空へと帰せるが、地面に落ちると画面左下にある地表の体力ゲージが減っていき、ゲージがゼロになるとゲームオーバーとなってしまう。そのほか、画面下部に表示されるタイムがゼロになった場合もゲームオーバーとなる。 操作はカーソルキーで天使を移動させ、[Z]キーで天使の近くにある星から線を引き出す。2つ以上の星から線を引き出すと線がつながり、この状態で[X]キーを押すと、つながっている星と線が画面上部へ向かって上昇していく。線はつなぎ始めから一定時間以内ならいくつでもつなぐことが可能だが、線をつないだ星の数が増えるたびに、天使の移動速度が低下する。
また、[C]キーで“特殊技”を使用可能。特殊技は“ティコ”と“シリウス”で異なり、“ティコ”は隕石を星に変える技、“シリウス”は星をたくさんつないだ状態でも移動スピードが低下しなくなる技をもっている。特殊技を使用すると画面左下の“Skill”ゲージが減少し、ゲージがゼロの場合は使用不可。ゲージは妖精や隕石を空へ帰すと回復していく。
操作はアクションゲーム風だが、操作テクニックよりも判断力が重要な作品だ。降ってくる3色の星のうち、どの星をつなげば妖精の色になるかを素早く判断し、余裕があればつなぐ星の数を増やす、というプレイはほどよい難易度で遊びやすい。反面、後半のステージで待ち受けている“おじゃまキャラクター”との対戦は、時間との戦いなのでスリリングなものとなる。独特のゲームシステムに前半ステージで慣れさせ、後半は歯ごたえを感じさせるという構成は好印象。直感的にプレイできるゲームが好きな人にはとくにおすすめしたい。
【著作権者】名古屋工学院専門学校
□STARDUST・Bind☆(スターダスト・バインド)(WindowsNT/2000/XP / ゲーム) (藤井 宏幸)
|
|
|
|||||||||||||||||||
トップページへ 週末ゲームINDEX へ |