NEWS （06/08/24　12:30）

「Japanize」v0.5.3

　サイボウズ・ラボ（株）は18日、「Firefox」で開いた海外のWebページを日本語で表示できる拡張機能「Japanize」v0.5.3を公開した。「Firefox」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox 日本語版」v1.5.0.6で動作確認した。現在、本拡張機能の専用サイトからダウンロードできる。

　「Japanize」は、英語で表記された海外サイト内のナビゲーションメニューなどを日本語化して表示する拡張機能。たとえば、Webページ上部や左側に表示された各コンテンツへのリンクメニューなどが日本語化される仕組みで、本文などのコンテンツ内容は原文のまま表示される。設定などは不要で、Webページを開くだけで日本語表示されるため、目的ページへの移動などサイトをスムーズに利用できて便利。

　また、機械による自動翻訳サービスと違い、自然な日本語で表示してくれるのが特長。本拡張機能は、同社サイトに登録された翻訳データを参照して、海外ページを日本語表示する仕組み。そのため、すべての海外サイトを翻訳できるわけではなく、同社サイトに登録された翻訳データが存在するサイトのみが翻訳される。

　翻訳データは、有志の手により日々新しいデータが追加登録されており、24日現在“Google Calendar”“YouTube”などをはじめとする50以上の海外サイトに対応している。また、対応サイトの一覧ページではRSS配信されており、新しく対応した海外サイトの情報をRSSで受信することも可能。

　日本語翻訳を無効化するには、「Firefox」のステータスバーに表示された日の丸アイコンをクリックすればよい。

【著作権者】サイボウズ・ラボ（株）
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.5.3（06/08/18）

□ネットを日本語化する:Japanize
http://japanize.31tools.com/

（久保 望）