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NEWS (06/09/12 12:35)

メール一覧やメール本文をタブで切り替え表示できるメールソフト「Eclair」

画面はお馴染みの3ペインで、他メールソフトからの乗り換えも容易

「Eclair」v1.8.1
「Eclair」v1.8.1
メール作成画面
メール作成画面
 メール一覧画面やメールプレビュー画面をタブで切り替え表示できるメールソフト「Eclair」v1.8.1が、8月29日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応する2,940円(税込み)のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Eclair」は、オーソドックスな3ペインで構成されたメールソフト。直感的に操作できるユーザーインターフェイスで、「Outlook Express」や他メールソフトからの乗り換えもスムーズに行える。マルチアカウント、APOP、POP before SMTP、SMTP認証に対応するほか、メール振り分け、テンプレート、メールデータのインポート・エクスポートなど、標準のメールソフトとして利用できる機能を一通り備える。

 基本機能以外での最大の特長は、メール一覧画面やメールプレビュー画面をタブで切り替えて表示できること。たとえば、現在表示中のメールフォルダを開いたまま、別のメールフォルダを参照できるので便利。タブ機能には、多くのタブ切り替え型Webブラウザーでお馴染みとなった、表示中のタブを閉じられないようにロックする機能や、アクティブなタブ以外を一括で閉じる機能を備えている。

 メールプレビュー画面では、HTMLメールをIEコンポーネントを利用した内蔵Webブラウザーでプレビューできるほか、HTMLタグを無効化してテキストのみを表示することが可能。また、画像ビューワーも内蔵されており、受信メールに添付されたBMP/JPEG/GIF画像をメールプレビュー画面内で閲覧できる。

 メール振り分け機能は、信頼できる送信元メールアドレスを登録する“ホワイトリスト”、迷惑メールと分かっている送信元メールアドレスを登録する“ブラックリスト”をそれぞれ設定できる。さらに、件名、本文、ヘッダーに含まれる文字列をもとに振り分けを設定することも可能。振り分け設定は、“迷惑メール用”と“通常メール用”の2つが用意されている。これらの振り分け設定を使い分けることで、大事なメールを見逃すことなく迷惑メールのみを隔離することが可能。

 受信したメールは、1メールにつき1ファイルで保存する形式。そのため、ハードディスクのトラブルや、ウイルス対策ソフトのリアルタイム監視機能によってメールを削除されてしまった場合にも、被害を最小限に抑えられる。

 本ソフトは、試用期限、機能制限はともに設けられていないが、ライセンスキーを購入するまでは、起動時に表示されるダイアログで試用パスワードを入力する必要がある。

振り分け処理の流れ   設定画面
振り分け処理の流れ   設定画面


【著作権者】Aquariansoft (Satoshi Akane) 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 2,940円(税込み)
【バージョン】1.8.1(06/08/29)

□Aquariansoft
http://www.aqsoft.jp/

(久保 望)




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