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NEWS (06/09/14 17:05)

大量の日本国内向けコンテンツが追加された「Google Earth」v4 日本語β版

国内の全都市でビルなどの3D表示が可能に。さまざまな施設のアイコン表示も可能

「Google Earth」v4 日本語β版
「Google Earth」v4 日本語β版
 米Google Inc.は14日、データを同社サーバーから取得して表示する3D地図ソフト「Google Earth」の、最新β版となるv4.0.2080を公開した。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。本バージョンではメニューなどの日本語表示に正式対応したほか、サーバー側のデータ更新に伴い、日本国内のさまざまな情報を表示可能になった。

 ビルなどの立体物を3Dモデルで表示する機能は、国内のすべての都市に対応した。編集部にて試用したところ、東京・大阪・名古屋・博多などの大都市はもちろん、それ以外の都市でも3D表示を確認できた。

 地図上に各種の情報を重ねて表示する“レイヤー”機能では、国内の主要な道路を表示可能になった。また、JR・地下鉄・私鉄の駅、空港といった交通機関や、コンビニ、郵便局、薬局、銀行、公園、警察署などの多種多様な施設をアイコン表示することも可能で、アイコンをクリックすると住所や電話番号がポップアップ表示される。

アメリカ国立公園に関する解説を写真と英文で閲覧可能
アメリカ国立公園に関する解説を写真と英文で閲覧可能
 日本国内以外のデータでは、“アメリカ国立公園”“UNEP:変わりゆく環境地図”レイヤーが追加され、米国内の自然や全世界の自然環境の変化について、英語による解説文や写真をポップアップ表示できるようになった。さらに、“ディスカバリー ネットワーク ワールド ツアー”レイヤーでは、世界各地の観光名所や史跡などをアイコン表示し、そこから米Discovery Networksが提供するビデオ番組を閲覧可能になった。

 本ソフト自体の機能面では、3Dモデルをキャッシュすることで動作パフォーマンスが向上したほか、多くの不具合修正が施されている。

【著作権者】Google Inc.
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.0.2080(beta)(06/09/14)

□Google Earth - ホーム
http://earth.google.co.jp/

(中村 友次郎)




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