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1ライセンスで3台のPCへ導入可能になった「ウイルスバスター2007」が公開同社製“スパイバスター”が統合され、万全なセキュリティ対策が可能に
なお、ダウンロード版、パッケージ版ともに販売開始日は9月22日で、現在は購入予約のみ受け付けている。前バージョンの登録ユーザーは、無料でバージョンアップ可能。 「ウイルスバスター2007」は、ウイルス対策のほか、ファイヤーウォール、スパイウェア対策、迷惑メール対策、個人情報保護などの各機能を備える統合型セキュリティソフト。 今回の最も大きな変更点は、1ライセンスで3台のパソコンへインストールできるようになったこと。1ライセンスで複数パソコンへインストールできるのは、同一個人または同一世帯に限られる。複数のパソコンを所有する個人ユーザーや家庭にとってうれしい変更点だ。 機能に関する2006年版からの主な変更点は、同社のオンラインサービスと連携してインターネット上の脅威からPCを守る“トレンド フレックス セキュリティ”機能が追加されたこと。これまで同社が提供していたオンラインスキャンサービスを強化し、インターネット経由でウイルス・スパイウェア検知などのセキュリティ診断が可能になった。 これらのオンラインサービスは、「ウイルスバスター2007」ユーザー以外でも利用可能。本ソフト登録ユーザー限定の特典としては、チャットによるサポートサービスなどが提供されるという。このサポートは現在はまだ利用不可能で、9月22日の製品版発売と同時にスタートされるとのこと。 また、スパイウェア対策に特化した同社製品「スパイバスター」の機能が統合された。これまでの「ウイルスバスター」にもスパイウェア対策機能は搭載されていたが、より専門的な「スパイバスター」を統合することで、本ソフトのみで万全なセキュリティ対策が可能になった。なお、「スパイバスター」の単体版は2006年版で終了するとのこと。 そのほか、従来のバージョンでも搭載されていた、フィッシング詐欺対策や不正アクセス防止などの機能も強化されている。たとえばフィッシング詐欺対策機能では、IPアドレスの情報をもとに調査することで検出精度の向上が図られた。またこれまでIEにのみ対応していた各フィッシング詐欺対策機能は、本バージョンから「Firefox」にも対応した。 不正アクセス防止機能では、危険度のレベルに応じて警告メッセージのウィンドウやアイコンの色が変化するほか、セキュリティレベルを4段階で設定できるように仕様が変更されている。
【著作権者】トレンドマイクロ(株)
□ウイルスバスター30日期間限定版|体験版ダウンロード|製品・サービス一覧:トレンドマイクロ (久保 望)
お詫びと訂正: 記事初出時に、チャットによるサポートサービスの開始時期を「10月から12月」と記載しておりましたが、正しくは「9月22日」でした。読者の皆様ならびに関係者の方々に、ご迷惑をお掛けしたことをお詫びするとともに訂正いたします。
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