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指定したアプリ上であらゆるフォントの描画をなめらかにする「gdi++.dll」内部的に拡大描画したのち縮小するという独自方式で、日本語フォントにも対応
Windows XPには、画面上でのフォント描画をなめらかにする“ClearType”機能が備わっているが、欧文フォントなど一部のフォントでしか利用できないといった制限がある。そこで本ソフトを利用すると、ClearTypeとは異なる独自の方式で、日本語フォントを含むあらゆるフォントの描画をなめらかにできる。 使い方は、Webブラウザーやテキストエディターといったフォント描画をなめらかにしたいアプリケーションの実行ファイルを、本ソフトの実行ファイルにドラッグ&ドロップするだけ。するとフォントの描画処理が本ソフトにより拡張された状態で、アプリケーションが起動する。 本ソフトによるフォント描画の仕組みは、まずフォントを内部的に2倍のサイズで描画したのち、フォントの縁にアンチエイリアスをかけながら元のサイズへ縮小するというもの。そのため、かすれやギザギザのないなめらかな表示になるほか、フォント自体が太めに表示されるので、高解像度のディスプレイで文字が読みやすくなるという効果もある。また設定により、フォントを内部的に描画するサイズを4倍にして表示品質をさらに向上させたり、フォント描画の濃さを3段階で指定可能。 なお、本ソフトはアプリケーションの実行ファイルを書き換えるわけではないため、毎回本ソフトを経由してアプリケーションを起動する必要がある。常になめらかなフォント描画でアプリケーションを起動したい場合は、本ソフトのショートカットを作成し、起動オプションに対象アプリケーションのパスを設定しよう。 また本ソフトは、アプリケーションの文字描画処理を横取りすることで機能を実現している。そのためアプリケーションによっては効果を発揮できないことがあるほか、アプリケーションが正常に動作しなかったり、起動しないこともあるため注意。
【著作権者】◆0x0D/0x20I 氏
□gdi++.dll (中村 友次郎)
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