窓の杜Logo
同一ジャンルソフト記事
同じ「画像・映像・音楽」ジャンルのソフト記事を読む
NEWS (06/09/25 17:05)

フリーで多機能なモーフィングアニメ作成ソフト「Popims Animator」

1つの画像を自由に歪ませて、変形していく過程を動画にすることも可能

「Popims Animator」v1.30
「Popims Animator」v1.30
1つの画像を自由に歪ませて、変形していく過程を動画にすることも可能
1つの画像を自由に歪ませて、変形していく過程を動画にすることも可能
 1つの画像が歪む過程を動画にする機能などを備えた、多機能モーフィングアニメーション作成ソフト「Popims Animator」v1.30が、21日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Popims Animator」は、静止画が別の静止画へなめらかに変化していく過程を動画にした“モーフィングアニメーション”を作成できるソフト。また、1つの画像を自由に歪ませて、変形の過程を動画にしたり、画像にフィルターをかけて、色が変化していく過程を動画にすることも可能。

 動画の元となる画像にはJPEG/GIF/PNG/BMP形式などのファイルや、スキャナーなどのTWAIN機器から直接取り込んだ画像を利用できる。作成した動画はAVI形式やアニメーションGIF形式で保存可能なほか、全フレームを1枚ずつ画像ファイルとして保存することもできる。

 モーフィングアニメーションを作成するには、まず2つの画像を読み込み、モーフィングする対象の位置が重なるように調節する。次に、変化させる元画像と変化したあとの画像間のフレーム数を指定する。あとは、元画像上で対象物の輪郭線や特徴的な部品上の複数点をクリックして×印をつけ、変化後の画像上に表示される×印をドラッグして、元画像と対応する点がどこに位置するのかを指定すれば、モーフィングアニメーションを作成できる。

 1枚の画像が歪むアニメーションを作成する場合は、まずフレーム数を指定して画像を複製し、歪ませたい部分をクリックして×印をつける。次に、最後のフレームを表示し、×印をドラッグすると、×印の周辺の画像が引っ張られるように歪み、中間のフレームが自動生成されてアニメーションを作成できる。

 さらに、画像のリサイズ・回転や、明るさ・色の補正など簡易レタッチ機能を備えており、元画像と変化後の画像の画質を合わせる際などに便利。また、モーフィングアニメーション作成後に、全フレームに一括してレタッチを施すこともできる。

 そのほか2枚の画像をもとに、2色の色眼鏡による立体視ができる画像を作成することも可能。


【著作権者】POPIMS ONE
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.30(06/09/21)

□Popims.com
http://www.popims.com/

(長谷川 正太郎)




トップページへ

Copyright ©2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
編集部への連絡は お問い合わせはこちらをクリック まで