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“フルHD”エンコードに対応した「DivX」v6.4の正式版が公開Webブラウザー用の再生プラグインではフルスクリーン再生時の操作性が向上
前バージョンv6.3からの主な変更点は、ビデオコーデック「DivX Codec」のエンコード機能が強化され、1,920×1,080ピクセルの“フルHD”解像度用のエンコード設定が追加されたこと。“フルHD”エンコード機能は、試用期間後も無料で利用できる。 そのほかエンコード機能では、複数パスエンコードが高速化されたほか、ノイズ除去機能の適用度合いを自動設定できるといった改良が施されている。各変更点の詳細は、下記URLにあるベータ版公開時の記事を参照してほしい。 また、「Internet Explorer」「Firefox」「Opera」などのWebブラウザー上で動作するDivX動画再生プラグイン「DivX Web Player」では、「Firefox」での再生時に強制終了することがある不具合が修正され、DVDビデオのようなマルチ音声の切り替えや字幕表示に対応した。さらに、プラグインによるフルスクリーン再生時に、再生位置のシークや一時停止などが行える小型の操作パネルを表示可能になった。 なお、動画エンコードツール「DivX Converter」の機能は前バージョンから変更されておらず、“フルHD”エンコードには非対応。そのため“フルHD”エンコードを行うには、KENくん氏作の「AVIUtil」といったエンコードソフト上で「DivX Codec」を利用する必要がある。
【著作権者】DivX, Inc.
□DivX.com: DivX Video Player & DivX Video Codec (中村 友次郎)
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