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ベクター、ライブラリ公開停止後も直リンクにてダウンロードされていたと発表9月27日にインターネットからソフトをダウンロードした人はあらためて確認を(株)ベクターは5日、9月29日に発表した同社ライブラリのウイルス感染に関する情報を訂正し、従来発表していた時間より長い時間にかけて、ウイルスに感染したファイルがダウンロードできてしまう状態だったことを発表した。9月29日時点の発表では、9月27日の深夜1時から同社がライブラリの公開を停止する13時30分にかけて、ウイルス感染したファイルがダウンロードされたとのことだった。 しかし同社のその後の調査により、9月27日13時30分以降も、社外のWebサイトなどから同社FTPサーバー上のファイルへ直接リンクが張られていた場合は、ウイルス感染したファイルがダウンロードできてしまう状態だったことが、新たに判明したという。この状態は9月27日の23時20分まで続いていた。 オンラインソフトのなかには、作者が自分のWebサイトでソフトを紹介し、実際のダウンロードはベクターのサーバー上のファイルへ直接リンクする、という形式で配布されているものがある。このとき作者サイトの利用者は、作者サイトからファイルをダウンロードしているつもりでも、実際にはベクターのサーバーからファイルをダウンロードしていることになる。 そのため、9月27日にインターネット上のいずれかのWebサイトからソフトをダウンロードした人は、どのサイトからダウンロードしたかに関わらず、同社が公開しているウイルス感染ファイルの一覧を確認し、該当する場合は同社の告知に従いウイルス検索などの対処をしよう。
そのほかベクターは5日、ウイルス感染したファイルをダウンロードされた回数が、9月29日に発表した7,873回よりも少ない、1,107回であったことを併せて発表した。
□弊社サイトのウイルス感染に関するお詫びとご説明(修正版) (中村 友次郎)
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