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老舗メールソフト「Eudora」がオープンソース化、「Thunderbird」ベースにオープンソース版は2007年の前半にリリースされる予定
「Eudora」は、QUALCOMMが1991年から販売している、Windows/Mac対応のメールソフト。長い歴史を経てさまざまな機能が追加されており、たとえば、あらかじめ登録したメールアドレスへのメール送信前に警告を表示して誤送信を防ぐ機能や、メールボックスに一定数のメールが溜まると自動的に別フォルダへ整理する機能などを備える。オープンソース版の「Eudora」は、「Mozilla Thunderbird」をベースとしつつも、こうした豊富な機能が引き継がれるとのこと。 またQUALCOMMは同日、商用版として最後の「Eudora」となる、「Eudora」v7.1 for Windowsの販売を開始した。シェアウェア版のライセンス購入価格は49.95米ドルから19.95米ドルへ引き下げられ、6カ月間の技術サポートが付属する。商用版の販売は、オープンソース版の公開後に終了する予定。
そのほか、「Eudora」の日本語版を販売しているソニック・ソルーションズ(株)は12日(日本時間)、QUALCOMMの発表を受けて今後の方針を発表した。それによると、同社は今後も「Eudora」日本語版の販売やサポートを継続していくとのこと。「Eudora」v7.1 for Windowsの日本語化も行うほか、2007年には独自でWindows Vista対応版をリリースするという。詳細は決定され次第「Eudora」日本語版のホームページで発表するとのこと。
□Welcome to Eudora! (中村 友次郎)
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