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PDF出力時の暗号化に対応した「OpenOffice.org」v2.0.4 日本語版が公開プレゼンテーション機能ではスライドショー中に右クリックメニューを利用可能に
前バージョンv2.0.3からの主な変更点は、PDF形式での出力時に、暗号化や編集権限の設定が可能になったこと。PDF出力の設定ダイアログに[セキュリティー]タブが追加され、PDFファイルを開くためのパスワードを設定したり、PDFファイルの印刷や内容変更、テキストコピーの可否を個別に設定できる。 またプレゼンテーションソフト「Impress」では、スライドショー再生中に右クリックメニューを表示し、前後のスライドや指定したスライドへ移動できるようになった。これにともないスライドショー開始後もマウスカーソルが表示されるようになったが、カーソルはしばらく動かさないと自動的に消える仕組み。 そのほか、データベースソフト「Base」で、クエリーの元データとして、テーブル以外にクエリーも利用できるようになるなど、各種の仕様変更が施された。
なお、v2.0.3の日本語版には、v2.0.2までの既定フォントであった「MS P 明朝」などのWindows標準フォントが既定にならず、環境によってはインストールされていないフォントが既定になってしまう不具合があったが、この不具合はv2.0.4でも修正されていない。OpenOffice.org日本ユーザー会が運営するQ&Aサイトでは、修正プログラムや修正済みのインストーラーが公開されている。そのほかv2.0.4では、プレゼンテーションウィザードでスライドの切り替え効果を設定すると強制終了してしまうなど、いくつかの不具合が確認されている。
【著作権者】Sun Microsystems Inc.
□ja: Japanese Native language Project/OpenOffice.org日本ユーザー会 (中村 友次郎)
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