マイクロソフト、マウス用ユーティリティ「IntelliPoint」の最新版v6.02を公開

デスクトップ上のウィンドウをサムネイル表示で切り替える機能が追加された

「IntelliPoint マウスソフトウェア」v6.02

ウィンドウのサムネイル一覧画面

　マイクロソフト（株）は21日、同社製マウス向けユーティリティ「IntelliPoint マウスソフトウェア」の最新版v6.02を無償公開した。Windowsに対応しており、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、同社ハードウェア製品サイトのトップページからダウンロードできる。

　「IntelliPoint」は、“IntelliMouse”シリーズなど同社製マウス向けのユーティリティで、マウスの各ボタンにさまざまな独自機能を割り当てられる。前バージョンv5.5からは、デスクトップ上にあるウィンドウのサムネイルを全画面で一覧表示し、クリックしたウィンドウに切り替えられる“インスタントビューア”機能が追加された。

　通常のデスクトップとサムネイル一覧は一瞬で切り替わり、軽快に動作する。各サムネイルのサイズは、デスクトップの解像度やウィンドウの数により自動的に調整される仕組み。マウスカーソルでポイントしたサムネイルは一回り大きく表示されるほか、そのまま少し待つとツールチップでウィンドウ名が表示される。

　なお、「IntelliPoint」は定期的にアップデートされており、v5.3ではマウスカーソル周辺を拡大表示する“拡大鏡”機能が追加された。またv5.4では、マウスの移動速度を一時的に低下させて細かい操作を補助する“プレシジョンブースター”機能や、複数のキー操作をマウスのワンクリックに割り当てられる“ゲームコマンド操作”機能が追加されている。同社製マウスを購入しても「IntelliPoint」をインストールしていなかったり、マウス購入時に導入したバージョンを使い続けている場合は、この機会に最新版を試してみてはいかがだろうか。

【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.02（06/11/21）