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「Vine Linux」に採用されているフリーのゴシック体フォント「VL Gothic」英数字とかな文字はポップ体に近く、漢字は「さざなみ」の一部改変版を使用
「VL Gothic」は、英数字とひらがな・カタカナにM+ FONTS PROJECT製のフォント「M+ 1M」および「M+ 1C」を、漢字などそのほかの文字にオープンソースのTrueTypeフォント「さざなみ」の一部文字を改変したものを利用した、ゴシック体TrueTypeフォント。等幅フォント「VL Gothic」とプロポーショナルフォント「VL PGothic」がセットで配布されている。 同フォントは、Linux系OS「Vine Linux」の標準フォント用に、同OSの開発管理団体“Project Vine”および同団体代表であるDaisuke SUZUKI氏によって開発され、11月22日に公開された「Vine Linux」v4.0に採用されている。 かな文字の字形は、たとえばひらがな『り』左側の“ハネ”と右側の書き出し部分がつながっていたり、『な』3画目の“点”の書き出し部分と4画目の書き出し部分がつながっているなど、ポップ体に近い。 また、漢字は「さざなみ」の常用漢字を中心に1,000文字程度が改変されており、たとえば『界』では上部の“田”部分が広くなり、下部の“介”部分が狭くなるなどの改善がなされている。
【著作権者】Wada Laboratory、Electronic Font Open Laboratory、M+ FONTS PROJECT、Daisuke SUZUKI 氏、Project Vine
□dicey.org (長谷川 正太郎)
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