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NEWS (06/12/13 11:00)

MS、IEやOEの脆弱性など“緊急”レベル3件を含む計7件の月例パッチを公開

修正プログラムは“Windows Update”や“Microsoft Update”経由で適用可能

“Microsoft Update”のWebサイト
“Microsoft Update”のWebサイト
 マイクロソフト(株)は13日、毎月公開されるセキュリティ更新プログラムの12月版として、脆弱性情報と修正プログラムを公開した。今月公開の脆弱性7件のうち、深刻度が4段階中最高の“緊急”レベルと判定された脆弱性は3件で、残りの4件はいずれも4段階中2番目の“重要”レベルと判定されている。修正プログラムは現在、同社ソフトの更新サービス“Windows Update”や“Microsoft Update”のWebサイトからダウンロードできるほか、Windowsの自動更新機能をONにしておくことで自動的にダウンロードと適用が可能。

 今月公開された7件のうち、“緊急”レベルと判定された脆弱性は3件。“MS06-072”はIEの累積的な脆弱性。“MS06-073”はアプリケーション開発環境「Visual Studio 2005」に含まれる脆弱性。“MS06-078”はWindows Media Formatに起因する脆弱性。これら3件は、いずれもリモートにより任意のコードが実行されてしまう脆弱性となっている。

 そのほかの4件は“重要”レベルと判定されている。“MS06-074”は“SNMP サービス”の脆弱性。“MS06-075”は「Outlook Express」のアドレス帳に起因する脆弱性。“MS06-077”は“リモートインストールサービス”の脆弱性。これら3件いずれも、リモートにより任意のコードが実行されてしまう脆弱性。残る“MS06-075”はWindowsの脆弱性によりローカルユーザーの特権が昇格されてしまうというもの。


□Microsoft Security ホーム
http://www.microsoft.com/japan/security/

(久保 望)




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