ルールが異なる3種類のモードを楽しめる固定画面シューティング「Titanion」

ビームで敵を捕獲する懐かしめのモードや、今風の弾幕モードなどを用意

「Titanion」v0.3

キャプチャービームで敵を捕獲すると攻撃範囲を広げられる

“MODERN”モードは画面が敵弾で埋め尽くされる“弾幕系”だ

　3つのゲームモードでそれぞれ異なる楽しさが味わえる固定画面型シューティングゲーム「Titanion」v0.3が、9日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Titanion」は、往年のアーケードゲームを彷彿とさせる固定画面型の2Dシューティングゲーム。画面の上方と左右から現れる敵をショットですべて撃破すればステージクリアとゲーム内容もシンプルだ。その一方で、自機や背景、爆発のエフェクトには3D表現がふんだんに取り入れられ、スタイリッシュな雰囲気に仕上がっている。そして、画面構成はそのままに遊び方が異なる、3種類のゲームモードを楽しめるのが最大の特長だ。

　操作はカーソルキーで画面内を自由に移動し、［Z］キーで前方にショットを発射する。［X］キーではゲームモードに応じ、敵を捕獲し自機の横に並べて攻撃範囲を広げられる“キャプチャービーム”か、敵に多くの弾を撃たせる“挑発ビーム”のいずれかが発射される。

　ゲームモードの1つ“CLASSIC”は、キャプチャービームで敵を捕獲でき、敵に触れると自機が破壊されてミスとなってしまうモード。キャプチャービームは敵の破壊で増加する“キャプチャービームエナジー”が満タンのときのみ利用可能で、ビームの発射中は自機が無敵となる。敵弾が少なく、比較的ゆったりしたゲーム展開となるモードだ。

　“MODERN”モードは、敵弾の数が非常に多く、敵に触れてもペナルティがないという、弾避けを楽しみたい人にピッタリのモードだ。また、中型の敵を破壊したときに周辺の敵弾が多いほど得点がアップするという、独自のシステムを採用している。このモードではキャプチャービームではなく挑発ビームが発射されるので、多くの弾を撃たせて高得点を狙おう。さらに、ショットとビームのボタンを同時に押すと自機のスピードが落ち、前方へ集中砲火を放てる。

　最後の“BASIC”モードは、敵弾の量が上記2モードの中間となるほか、いつでもキャプチャービームを使えるのが特徴だ。敵の捕獲と弾避けを同時に楽しめるモードとなっている。ただし、キャプチャービーム発射中でも敵弾に対し無敵にはならず、また敵に当たってもミスにはならないが、自機がはじき飛ばされてしまう。

　どのモードでも、敵弾に当たると当然ミスとなって残機が減り、残機がゼロのときにミスをするとゲームオーバー。なお、CLASSICモードでは10万点ごと、BASICモードでは100万点ごと、MODERNモードでは画面左上に表示される得点ごとに残機が1つ増える。

【著作権者】長健太 (ABA."Saba")　氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.3（06/12/09）