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フィッシング対策機能が搭載された「Opera」v9.10が公開Opera社のサーバーへURLを送信して判別する仕組みで、自動・手動での判別が可能
前バージョンv9.02からの主な変更点は、新たにフィッシング対策機能を搭載したこと。標準では無効化されており、設定ダイアログの[詳細設定]-[セキュリティ]から有効化できる。機能の有効化後は、WebサイトへアクセスするたびにサイトのURL情報がOpera社のサーバーへ送信され、正当なサイトかどうか判別される仕組み。フィッシングサイトと判別された場合はページ全体に警告が表示され、アクセスできなくなる。 また、フィッシング対策機能を常時ONにはせず、サイトの信頼性を確認したいときだけ、アドレスバー右端の[?]アイコンをクリックしてサーバーへ問い合わせることも可能。フィッシング判定のためのデータベースには、米国のセキュリティ企業GeoTrust, Inc.やコミュニティベースで運営されているPhishTankが提供するデータが利用される。 なおOpera社によると、フィッシング判定用のサーバーにはドメイン名とハッシュ化されたURL情報のみが送信され、URLそのものは送信されないとのこと。また、IPアドレスなど利用者を追跡できる情報は記録されないという。
また、フィッシング対策機能以外の変更点としては、“Gmail”や“Google Maps”の利用時に強制終了するといった複数の不具合が修正され、動作の安定性が向上した。
【著作権者】Opera Software ASA
□ウェブブラウザ Opera (中村 友次郎)
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