Vectorのソフト登録フォームを手軽に作成・再利用できるソフト作者向けツール

さまざまな入力支援機能を備えるほか、ソフト更新時の“差分出力”にも対応

「Vector 用ソフト登録フォーム作成ツール」v2.02

出力したフォームはクリップボードへのコピーなどが可能

さまざまな入力支援機能を備えている

　Vectorソフトライブラリへのソフト登録用フォームを手軽に作成・再利用できるオンラインソフト作者向けツール「Vector 用ソフト登録フォーム作成ツール」v2.02が、11月2日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Vector 用ソフト登録フォーム作成ツール」は、オンラインソフト作者がライブラリサイト“Vector”へソフトを登録するときに使う申請フォームを作成するツール。ダイアログに必要事項を記入するだけでテキスト形式のフォームを出力可能で、手軽に入力するための支援機能が充実しているのが特長だ。

　使い方は簡単で、ソフト名やバージョン、動作OS、内容説明といった必要事項を一通り記入して［出力］ボタンを押せば、Vectorが定めた書式に基づく登録フォームが出力される。シェアウェアに関する情報も出力可能だ。フォームの内容はクリップボードへコピーしたり、OS既定のメールソフトでVectorへメール送信できる。

　さらに入力支援機能として、OS種別や動作機種などをプルダウンメニューから選択する機能、ソフト内容説明の文字数をカウントして規定文字数を超えていないか確認できる機能、掲載を希望するカテゴリーをツリー一覧から選択する機能などを備えている。

　また、一度登録したソフトのバージョンアップ登録時には“差分出力”機能が便利だ。本ソフトへの入力内容は独自形式のファイルに保存して再利用が可能。ファイルを読み込んで変更したい項目を編集後［差分］ボタンを押せば、ソフト名や配布ファイル名といった毎回必ず記入する項目と、任意に指定した項目のみが登録フォームへ出力される。

　なお、本ソフトで作成したフォームを実際に利用する前には、Vectorのサイトに掲載されている記入例などを参考に、フォームに間違いがないことを確認しよう。

【著作権者】KKSoftWare　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.02（06/11/02）