「comono HandyMemo for W-ZERO3」v1.10

ミニウィンドウを使ってメモ内容を参照しつつテキスト入力を行い、結果を他のソフトにコピーすることもできる

　W-ZERO3で気軽に手書きメモがとれるソフト「comono HandyMemo for W-ZERO3」v1.10が、9日に公開された。W-ZERO3シリーズに対応するフリーソフトで、編集部にてW-ZERO3[es]で動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Compact Framework 2.0が必要。

　「comono HandyMemo for W-ZERO3」は、手書きメモに用途を絞ったシンプルなメモソフト。操作は簡単で、起動すると白紙のメモが表示され即座に手書き入力ができる。メモを書き損じた場合には、画面右下のアイコン一覧から“消しゴム”アイコンをタップすればペン先が消しゴムに切り替わるほか、“クリア”アイコンをタップして画面全体を消去し、メモを書き直すことも可能だ。

　画面がメモでいっぱいになったりほかの内容をメモしたくなったら、左ソフトキーを押すか“メモを作成”アイコンをタップすることで、新しいメモをどんどん追加できる。また、カーソルキーの左右で前後のメモへ移動可能だ。メモは64枚まで追加でき、“My Documents”フォルダ以下の本ソフト専用フォルダにGIF形式で自動保存されていく仕組み。不要になったメモは“削除”アイコンをタップすれば簡単に削除できる。

　また“線種”アイコンや“消しゴム”アイコンをタップ＆ホールドすることで線や消しゴムの太さを変更できるほか、“ペンの色”アイコンではペンの色を8色から選べる。

　さらに右ソフトキーへ割り当てられた各種メニューからは、表示中のメモをGIF/BMP/JPEG/PNG形式でエクスポートしたり、テキスト入力用のミニウィンドウを表示することが可能。ミニウィンドウに入力したテキストは、メモに書き込むことはできないが、ウィンドウを閉じた時点でクリップボードへコピーされる。このため、手書きメモの内容を見ながらテキストを入力し、他のソフトへメモ内容を転記するといった用途に活用できる。

【著作権者】SaradaHouse
【対応OS】W-ZERO3/W-ZERO3[es]シリーズ専用
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.10（07/01/09）

□Digital Gadgets Freak
http://www.dgfreak.com/
□手書きメモソフト comono HandyMemo for W-ZERO3
http://www.dgfreak.com/saradahouse/handymemo/

（霧島 煌一）