NEWS （07/01/22　12:45）

「AK-koroPokkur」と「AK-koroBokkur」

　極太のサインペンで画用紙に書いた文字を再現した手書き風フォント「AK-koroPokkur」と「AK-koroBokkur」が公開された。Windowsに対応するフォントで、編集部にてWindows XPで動作確認した。個人の非商用利用に限りフリーで利用でき、商用利用の場合には寄付が必須となる。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「AK-koroPokkur」と「AK-koroBokkur」は、ひらがな、カタカナ、英数字や記号を収録した手書き風1バイトフォント。両フォントともに、3つのファイルを同梱しており、文字種ごとにそれぞれ別のファイルを利用する。両フォントの違いをあげると、「AK-koroPokkur」では文字の配置や傾きがランダムで、手書きの風合いが強調されている一方、「AK-koroBokkur」では一般的なフォントと同様に、文字の配置や傾きが統一されている。

　両フォントは、極太のサインペンで画用紙に書いた文字を再現していることが特長で、各文字の縁にはインクがにじんだように細かい凹凸がある。また、“ン”“シ”の左上の点や、“な”の右上の点、仮名文字の濁点が球状になっており、サインペンを1点に押し付けて書いたようになっている。

　なお、ひらがなとカタカナも1バイト文字であるため、IMEをOFFにして入力する必要があり、JIS配列のキーボードに印字された仮名文字がそのままキーマップとなっている。また、英数字のフォントファイルには各種記号が収録されているほか、フランス語とドイツ語の特殊文字にも対応している。

【著作権者】あくび　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト（商用利用は寄付必須）
【バージョン】-

□あくび印
http://pandachan.jp/

（中井 浩晶）