NEWS （07/01/25　15:25）

「Windows Live OneCare」v1.5 日本語版

ウィザード形式でファイルをバックアップできる

ファイヤーウォールの設定画面

　Microsoft Corporationは、統合セキュリティソフト「Windows Live OneCare」v1.5の日本語版を公開した。Windows XP/Vistaに対応する年間使用料5,775円（税込み）のシェアウェアで、90日間の試用期間中は全機能を利用可能。また、パッケージ版が30日に発売される予定で、メーカー希望小売価格は6,825円（税込み）。なお、同社の発表ではシェアウェア版の公開もパッケージ版発売と同じ30日の予定とされていたが、編集部にて25日時点でダウンロードおよびライセンス購入が可能であることを確認した。

　「Windows Live OneCare」は、ウイルス・スパイウェア対策、ファイルバックアップ、ファイヤーウォールの機能を統合したソフト。設定が簡単でウイルス定義などが自動アップデートされるため手軽に利用できるほか、1つのライセンスを家庭内・オフィス問わず3台のパソコンで共用できるのも特長。

　ウイルス・スパイウェア対策機能ではリアルタイム検知が可能なほか、パソコン全体や指定フォルダの手動スキャンにも対応。さらに、ウイルスやスパイウェアが検出されやすい場所だけをスキャン対象とすることでスキャン時間を短縮する“クイックスキャン”機能を備える。そのほか、「Windows Live Messenger」や「MSN Messenger」で受信した添付ファイルを自動でスキャン可能。

　ファイルバックアップ機能では、ウィザード形式で“音楽ファイル”や“IEのお気に入り”といったファイルの種別を指定し、外付けHDDやCD/DVDメディア、ネットワーク上の共有フォルダへバックアップできる。またフォルダ指定によるバックアップも可能なほか、前回のバックアップ実行時から追加・更新されたファイルだけをバックアップする機能や、バックアップからの復元機能なども搭載している。

　そのほか、ウイルス・スパイウェア検索やファイルバックアップに加え、不要ファイルの削除、ハードディスクの最適化をスケジュールで自動実行する“チューンアップ”機能を備えている。

　なお本ソフトのベータ版を利用していたユーザーには、シェアウェア版のライセンス料金割り引きに関する案内が順次メールで送られており、このメールによると料金は約500円引きの5,250円（税込み）になるとのこと。割り引き料金での購入は2月13日までの期間限定で、メールに記載されたURLから購入手続きする必要がある。そのほかパッケージ版については、2,000円のキャッシュバックキャンペーンが予定されている。

【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】シェアウェア 5,775円（税込み、年間使用料）
【バージョン】1.5.1890.16 日本語版

□Windows Live OneCare - ホーム
http://onecare.live.com/standard/ja-jp/default.htm
□Next Generation of Windows Live OneCare Launches Internationally Alongside Windows Vista: All-in-one PC care service extends security, maintenance, performance benefits to Windows XP and the new Windows Vista operating system.（プレスリリース）
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/jan07/01-22OneCareUSLaunchPR.mspx
□Windows Live - Windows Live OneCare クリニック
http://onecare.live.jp/
□Windows Live OneCare 発売記念キャッシュバック キャンペーン実施!
http://www.microsoft.com/japan/users/onecare/cb2007/default.mspx
□窓の杜 - 【NEWS】MS、統合セキュリティソフト「Windows Live OneCare」の日本語β版を無償公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/10/17/liveonecare15betajp.html

（中村 友次郎）