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Yahoo! JAPAN、家庭用コンテンツフィルターソフト“あんしんねっと”を無償化ヤフーの管理するデータベースとキーワードをもとに不適切なサイトの表示を遮断
「Yahoo!あんしんねっと」は、ポルノ、出会い系、暴力など子供にとって不適切と思われる内容のWebサイトを表示しないようにブロックできる、家庭用のコンテンツフィルタリングソフト。昨年6月より、Yahoo! BB会員およびYahoo! JAPANの有料会員向けに公開されていたが、本日より無償で登録可能な“Yahoo! JAPAN”会員でも利用可能になった。 本ソフトは「Internet Explorer」(以下、IE)でアクセスしたWebサイトをヤフーが管理するデータベースで判別し、不適切と判定された場合は表示をブロックする仕組み。さらに最新版では、キーワードによるフィルタリング機能が追加され、不適切な内容が投稿された掲示板など、データベースでは防ぎきれない不適切なコンテンツのフィルタリングが可能となった。 本ソフトを利用するには、パソコンを管理する保護者用、および子供1人に1つずつのYahoo! JAPAN IDが必要。保護者はまず、本ソフトの専用サイトへ、自分と子供のYahoo! JAPAN IDを登録する。その後本ソフトをインストールすれば、フィルタリングの準備は完了だ。 インストール後は、タスクトレイ上のアイコンから本ソフトにログインした場合のみ、IEでインターネットへ接続可能になる。そして子供がログインした場合は、Web閲覧中にアクセスしたWebサイトが不適切と判定されると、「Yahoo!あんしんねっと」がサイトの閲覧をブロックし、画面には子供向けの通知が表示される。 一方、保護者がログインした場合は各種の設定を変更でき、ヤフーの判定にかかわらず常に閲覧を許可したいWebサイトや、逆に閲覧を禁止したいWebサイトのURLを登録可能。さらに、掲示板やチャット、ショッピングなど、必ずしも不適切ではないものの、子供のネットに対する習熟度によっては利用を規制したいサービスを、ジャンル別にブロックすることも可能だ。 そのほか、子供がインターネットを利用する時間や時間帯を制限するタイマー機能、子供がアクセスしたWebサイトと表示ブロックの履歴を保護者が確認する機能、掲示板などへの不適切なキーワードを含む投稿を禁止する機能などを備える。 また、子供がWeb表示をブロックされたときに保護者へ閲覧の許可を求め、これに応じて保護者が当該サイトの閲覧を許可することも可能。本機能を利用して『このサイトを閲覧しても安全かどうか』といった点を親子で対話すれば、ただ一律に規制するだけでは身につかない、インターネットリテラシーの教育にも役立てることができるだろう。 なお本ソフトの公式な対応WebブラウザーはIEのみだが、「Firefox」「Opera」などIE以外のWebブラウザーでも、不適切なWebサイトの表示がブロックされることを編集部にて確認した。
【著作権者】ヤフー(株)
□子どもを守る有害サイトフィルタリング | Yahoo!あんしんねっと (中村 友次郎)
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