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「Microsoft Word」XP/2003/2007用の“OpenDocument”対応アドインが正式公開「OpenOffice.org」などで採用されているOpenDocument文書の読み書きが可能
“OpenDocument”は、オープンソースのオフィス統合ソフト「OpenOffice.org」などで採用されているXMLベースのファイル形式。昨年5月にはISOによる標準規格にも認定された。一方、Microsoftも「Office 2007」でXMLベースのファイル形式“Open XML”を採用したが、同じXMLベースでもOpenDocumentとOpen XMLの間に互換性はない。 そこで「ODF Add-in for Microsoft Word」を利用すると、「MS Word」にOpenDocument形式のワープロ文書をインポートする機能と、編集中の文書をOpenDocument形式で別名保存する機能を追加できる。なお、本アドインは現在英語版など5言語版が公開されているが、日本語版は公開されていない。ただし編集部にて英語版を試用したところ、日本語を含むOpenDocument文書も扱えることを確認した。 アドインのインストール後は、「MS Word」XP/2003の[ファイル]メニューや、「MS Word」2007で新設された画面左上の“Officeボタン”メニューに[Open ODF][Save as ODF]という項目が追加され、OpenDocument文書のインポートと別名保存が可能になる。なお、OpenDocument文書をインポートした場合は読み取り専用の新しい文書ウィンドウが開く仕組みなので、Word文書として再利用したい場合は別名保存しよう。
そのほかMicrosoftの発表によると、今後は本アドインの「Microsoft Excel」「Microsoft PowerPoint」版も開発され、今年11月に正式版が公開される予定とのこと。
【著作権者】Clever Age
□Odf - Converter (中村 友次郎)
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