「PapeCale」v1.01

　W-ZERO3で手軽にスケジュールを管理できる月間カレンダーソフト「PapeCale」v1.01が、1月24日に公開された。VGA画面を搭載したWindows Mobile 5.0端末に対応するフリーソフトで、編集部にてW-ZERO3[es]で動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「PapeCale」は、日付単位でテキストメモを記入できる7曜4週形式の月間カレンダーソフト。カレンダーには日付のほかに、自分で入力したメモの内容や祝日・休日名、クリスマスといった記念日名、六曜などが表示できる。これらの項目は右ソフトキーのサブメニューから表示のON/OFFを設定可能だ。また、カレンダー右下の年月表示欄には陰暦の月名や和暦、干支などに加え、［←］［・］［→］の各ボタンが表示されており、前月、今月、翌月への表示切り換えが可能となっている。

　カレンダー上で日付を移動するには、カーソルボタンもしくは画面タップを使用する。メモを入力したい日付でアクションボタンを押すか、日付を再度タップすることで入力画面が開き、テキストメモを入力できる仕組み。メモには標準の「予定表」アプリのような件名や開始時刻といった項目は一切ないので、自由に文章を入力できる。メモの最大文字数は240字となっているので、ちょっとした日記帳代わりに活用することも可能だ。

　そのほか、右ソフトキーのサブメニューには頻繁に入力する語句をあらかじめ登録しておける“語句登録”や、年1回の繰り返し予定を一括登録できる“毎年メモ”といった便利な機能のほか、指定年月に移動する機能、フォントや配色の設定などが用意されている。

　なお、本ソフトのデータは独自形式のため「予定表」との連携はできないが、ファイルの中身は日付とメモ内容をセットにしたUnicode形式のテキストファイルなので、パソコン上での内容確認なども難しくないだろう。

画面右下の［←］［・］［→］ボタンで前月、今月、翌月に素早く移動できる。メモを入力したい日付をタップするとテキストメモの入力画面が開く		頻繁に利用する語句を登録できる“語句登録”や年1回の繰り返し予定を挿入する“毎年メモ”といった入力支援機能も搭載

【著作権者】げんごろう　氏
【対応OS】Windows Mobile 5.0
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01（07/01/24）

□W-ZERO3一本化計画
http://gen-soft.sakura.ne.jp/

（霧島 煌一）