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ウネウネ動くヘビを操って敵を吸収するアクションゲーム「rhacp」だんだんと延びていく体を巧みにコントロールするのが楽しい
「rhacp」は、常に動き続ける“ヘビ”を操作し、敵を吸収して体を伸ばしていくのが目的のアクションゲーム。画面は見下ろし型だがグラフィックは3Dで描かれており、キャラクター、背景ともにシンプルながら仮想空間を連想させるスタイリッシュな仕上がりだ。軽快な電子音のBGMも相まって、サイバーな雰囲気を醸し出している。全4ステージ構成で、すべてをクリアすると、ゲームオーバーになるまでひたすらプレイしてハイスコアを競う“エンドレスモード”が登場する。 ヘビは自動的に前へ進んでいき、操作はカーソルキーの左右で進行方向を変えられるだけと非常にシンプル。画面中から迫ってくる敵はヘビに当たってもミスにはならず、ヘビの頭をぶつけると吸収して体を伸ばすことができる。そして、ヘビの体がステージごとに設定された長さに達するとステージクリアだ。一方、ヘビの頭が自分の体やステージの壁にぶつかるとゲームオーバーとなる。なお、ゲームオーバー後は到達したステージから再チャレンジすることが可能だ。 また、敵がヘビの頭以外にぶつかると、ヘビの尻尾から“イガボシ”と呼ばれるギザギザの星が出てくる。このイガボシにヘビがぶつかってしまってもゲームオーバーだ。ステージ中に散らばっている丸い星“マルボシ”をすべて集めれば、イガボシをマルボシに変えて危険を回避できる。
敵を吸収して体が伸びていくと、左右の方向転換だけでも自分自身の体にぶつかりやすくなり、イガボシを避けるのも難しくなる。とくに後半のステージではクリアに必要な体の長さも長くなるため、単純にグルグル回っているだけでは自分の体やイガボシを避けきれない。画面を埋めるほどに伸びていく体をうまくコントロールしながら、効率よく敵を吸収し、マルボシを取ってイガボシをなくすルートを考えよう。シンプルながら意外にも戦略が求められるゲームで、ステージ数は少ないが熱中度の高い1本だ。
【著作権者】Crostar 氏
□Crostar (芹澤 正芳)
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