NEWS （07/02/21　11:20）

「ナンチャラ剣物語」v0.82

次々に登場するモンスターを斬り倒していく爽快感が魅力

操作キャラクターは剣士のほかメイドさんも選べる

　さらわれた姫を助けるために、迫り来る敵をなぎ倒しながらダンジョンを駆けめぐる3Dアクションゲーム「ナンチャラ剣物語」v0.82が、12日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 9.0cが必要。

　「ナンチャラ剣物語」は、“剣士”または“メイドさん”から使用キャラクターを選び、次々に登場するモンスターを倒して、さらわれた“ナンチャラ王国”のお姫様を救出するのが目的の3Dアクションゲーム。グラフィックは背景、キャラクターともに3Dで描かれ、薄暗いダンジョンをさまよう雰囲気をリアルに味わえる。剣士は大剣で、メイドさんはハタキで敵をバッタバッタと倒していく爽快感が一番の特長だ。ダンジョンの要所にはボスが待ちかまえており、奥に潜む大ボスを倒せばゲームクリアとなる。また、モンスターを50匹倒すごとに中ボスが登場する。

　キャラクターには、体力を示す青い“HP”と行動力を示す赤い“PW”という2種類のゲージがある。HPは敵の攻撃を受けると減り、ゼロになるとゲームオーバーだ。またPWは移動や攻撃などのアクションで減っていき、尽きると一時的に操作不能となる。なお、HPは“青ポーション”、PWは“赤ポーション”で回復可能で、それぞれ初期状態では5個持っているほか、倒した敵が落とすこともある。

　操作方法は、カーソルキーで移動、スペースキーで攻撃、［C］キーで青ポーションの使用、［V］キーで赤ポーションの使用となっている。そのほか、［A］［S］［D］［F］などの各種キーでカメラの移動やズームといった操作をしたり、［Q］キーでプレイ中の画面を画像キャプチャーすることが可能だ。

　敵を倒すと経験値が増えていき、HPやPWなどが上昇する。そのため、モンスターをたくさん倒せばゲームを有利に進められるが、あまり倒すことに執着すると、今度は青と赤のポーションが足りなくなり窮地に立たされてしまう。ダンジョン探索とモンスター退治をバランスよく進めていくことが大切だ。

　剣士のアクションはダイナミックで、メイドさんがハタキで戦う姿はなかなかユニーク。大ボスまでの道のりはそれほど長くないため、手軽な爽快感を求めているならピッタリのゲームだ。

【著作権者】j　氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.82（07/02/12）

□のぼり坂　一丁目
http://www.geocities.jp/oirahakobito2/

（芹澤 正芳）