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【第293回】

数字を揃えて消す落ちモノ系パズルゲーム「BLOKSUM」

君の足し算能力とパズル力が試される!

(07/02/23)
タイトル画面
   

 インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、足し算でブロックの数字を揃えて消す落ちモノ系パズルゲーム「BLOKSUM」を紹介しよう。

ブロックを“つなげて”数字を変化させ、同じ数字を“揃えて”消そう

“2”の隣の“1”を、さらにその隣の“1”とつなげて“2”にすると、“2”が2つ並ぶので消すことができる
“2”の隣の“1”を、さらにその隣の“1”とつなげて“2”にすると、“2”が2つ並ぶので消すことができる
 「BLOCLKSUM」は、ヨコ8×タテ13マスで構成された画面の下からせりあがってくるブロックを、つなげて消していくパズルゲーム。ブロックには数字が描かれており、隣接する2つのブロックをカーソルで選択すると、それぞれのブロックに描かれた数字の合計数が描かれた、1つのブロックに変化する。たとえば“1”と“2”のブロックをつなげると“3”のブロックになるという仕組みだ。そして“3”のブロックは、同じ“3”のブロックを3つ以上隣接させると消すことができる。同様に“4”のブロックは4つ以上、“5”のブロックは5つ以上隣接させる必要があり、数字が大きくなるほど消すために必要なブロック数が増え、難しくなるわけだ。ブロックが画面最上部まで積み上がってしまうと警告音が鳴り、画面の左右を赤いマーカーが上昇していく。これが画面最上部に達してしまうとゲームオーバーとなる。

“魔晶石”を使えば邪魔なブロックを一気に始末することが可能だ
“魔晶石”を使えば邪魔なブロックを一気に始末することが可能だ
ブロックを揃えると消えるまで一定の待ち時間があり、その間に次々とブロックを揃えれば高得点を狙える
ブロックを揃えると消えるまで一定の待ち時間があり、その間に次々とブロックを揃えれば高得点を狙える
 操作はカーソルキーでカーソルの移動、[Z]キーでカーソル下のブロックをつなげる対象として選択、[X]キーでブロックのせり上がるスピードをアップさせる。また、数字の描かれていない丸型のブロックは“魔晶石”で、これは通常のブロックにつなげると、画面内にある同じ数字のブロックすべてを一気に消せるというもの。ピンチになった場合やミスをしてしまった場合のリカバリーとして使うといい。“魔晶石”同士をつなげるとボーナス点になることも覚えておこう。

 描かれた数字のぶんだけ隣接させたブロックは、消えるまでの一定時間光った状態になる。この間に、さらに隣接するブロックを同じ数字に揃えていけば“連続消し”となり、高得点を得ることができる。また、小さい数字よりも大きい数字を消したほうが得点が高いので、状況に応じてどの数字を揃えるか判断しよう。そのほかブロックを操作する場合の注意点として、つなげる対象として選択した数字に同じ数字が隣接していると、強制的につながってしまうというルールがある。これを避けるには、周囲に同じ数字がないブロックを選択してから、もう一方のブロックへつなげるようにするといい。

素早い足し算がハイスコアの鍵。腕を磨いたらネットランキングにも挑戦だ

序盤は画面上部までブロックを積み上げ、“2”か“3”を大量に揃えて高得点を狙おう
序盤は画面上部までブロックを積み上げ、“2”か“3”を大量に揃えて高得点を狙おう
大きな数字を作るには素早い計算が必要。練習あるのみだ
大きな数字を作るには素早い計算が必要。練習あるのみだ
 プレイ開始直後は“1”から“4”程度のブロックばかりなので、“2”か“3”のブロックを大量に揃えて高得点を狙うといい。さらに“1”と“4”、“2”と“3”をつなげて“5”を狙うのもアリだ。“6”以上のブロックが出現しはじめたら、画面内で最大数のブロックを消すことを優先していこう。それと同時に、極力縦にブロックが積み上がらないよう、画面の左右で平均的に消していくことを意識するとよい。ブロックを縦につないで消すのは難しいからだ。どうしても1列だけ積み上がってしまったら、その列を一気につなげてしまい、“魔晶石”を使って消すのが有効だ。

 また、適当にブロックをつなげるのではなく、特定の数字を意識的にたくさん作っていくのもコツだ。そうすれば仮に消せなくなっても、“魔晶石”で処理することが可能となる。筆者の体感では“6”、“7”、“10”あたりが作りやすく、このどれかを重点的に作っていくと比較的プレイしやすかった。足し算に自信のある人なら、2ケタの数字を作っていくことも十分に可能だ。

 ルールは実にシンプルで操作も簡単なのだが、とにかく足し算の早さが要求される。計算が苦手な人は少々苦労するだろうが、遊びながら計算能力を鍛えられると考えれば悪くない。本格的にやり込みたいならば、リプレイ機能を使って自分のプレイを研究していくといいだろう。ハイスコアのネットワークランキングも集計されているので、腕を磨いて全国のプレイヤーと競い合ってみてはいかがだろうか?

【著作権者】Infotech
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.8(07/01/08)
【ファイルサイズ】32.1MB

□Circle infotech official website
http://infotech.rim.zenno.info/

(藤井 宏幸)




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