任意の書式でWebページのタイトルやURLをコピーできるFirefox拡張「MakeLink」

複数の書式をダイアログで手軽に作成、ブログやWikiなど用途ごとに使い分け可能

「MakeLink」v2.1

ダイアログで手軽に書式をカスタマイズできる

本拡張機能でコピーしたテキストの例

　任意の書式でWebページのタイトルやURLをコピーできるFirefox拡張機能「MakeLink」v2.1が、15日に公開された。「Firefox」上で動作するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox」v2.0.0.2で動作確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Make Link」は、「Firefox」で閲覧しているWebページのタイトルやURL、選択範囲を、指定した書式でクリップボードにコピーできる拡張機能。独自の設定ダイアログで、改行を含む書式を手軽にカスタマイズできるのが特長だ。

　たとえばブログに貼り付けるためのHTMLリンクや引用文、Wikiの書式によるリンク、メモソフトで管理するための見出し文字つきテキストなど、貼り付け先に合わせた書式を複数作成して使い分けられる。

　本拡張を「Firefox」にインストールすると、ブラウザー画面の右クリックメニューに［Make Link］項目が追加され、ここから選択した書式によるコピーや、書式の作成・編集が行える。書式の名前は任意に付けられるが、日本語の名前だと正常に動作しないため注意。

　書式には、独自タグを使ってWebページのタイトル、URL、選択範囲などを埋め込めるほか、日本語を含む定型文やHTMLコードなど、任意の文字列を記述可能。また、コピーするテキストに改行を含めたい場合は、書式の入力画面上で改行するだけでよい。そのほか『&』などの記号をそのままコピーするか、『&』などの文字参照に変換するかを、各書式ごとに設定できる。コピーしたテキストをHTMLのソースとして使う場合は変換を有効にしておこう。

　さらに、同じ設定でも、リンクや選択範囲など右クリックの対象によってコピーする内容を変化させられる。たとえばWebページのタイトルとURLをコピーする書式をリンクで使用すると、リンクのアンカー文字列とリンク先のURLをコピー可能だ。

　そのほか、コピー時にダイアログを表示し、入力したテキストをあらかじめ指定した位置に挿入する機能も用意されている。たとえばWebページのURLをメモする場合に、簡単な感想などを記入できて便利だ。

【著作権者】Rory Parle　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.1（07/03/15）