顔写真入りの家系図や人物相関図を作成できるソフト「家系図ツールズ」

指定した複数の人物を家族として登録し、家族名が付加された破線で囲むことも可能

「家系図ツールズ」v0.2.0　β版

　顔写真入りの家系図や人物相関図を作成できるソフト「家系図ツールズ」v0.2.0　β版が、7日に公開された。Windowsに対応するベータ版フリーソフトで、2007年8月1日まで無料で利用できる。正式版は1,000円（税込み）のシェアウェアとなり、印刷や顔写真の表示機能が利用できないといった試用制限がかかる予定。なお、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。

　「家系図ツールズ」は、人物の婚姻関係や親子関係を線で示した家系図を作成できるソフトで、家系図上の人物名に顔写真などの画像を登録できるのが特長。また、任意の名前をつけた“関係線”を付加することも可能で、たとえば“敵対”“友好”といった“関係線”で人物を結びつければ、人物相関図を作成することもできる。

　画面は左右に分割されており、左ペインには家系図が表示され、右ペインでは家系図で選択した人物などの詳細情報を表示・編集できる。家系図には、人物が名前や顔写真などを記載したカードとして表示され、婚姻関係や親子関係が実線・破線などで示される。カードはドラッグで家系図上を自由に移動させることが可能で、関係を表す線は自動でカードに追従する仕組み。

　さらに、家系図では指定した複数の人物を家族として登録することが可能で、家族に登録された人物のカードは、家族名が付加された破線で囲まれる。

　右ペインには名前や顔写真のほか、生年月日、死亡年月日、血液型、性別、住所といった情報を登録可能。さらに、登録した住所を“Google マップ”で検索し、結果をWebブラウザーで表示できる。また、右ペインは非表示にすることが可能で、家系図を大きく表示したい場合に便利。

　そのほか、作成した家系図を印刷する機能や、人物の詳細情報などをXLS/CSV形式でエクスポートする機能、家系図をJPEG/GIF/BMP画像として保存する機能などを備える。

【著作権者】ただまつ　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】ベータ版フリーソフト（2007年8月1日まで無償利用可能。正式版はシェアウェア 1,000円（税込み））
【バージョン】0.2.0　β版（07/03/07）