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便利な機能を多数搭載したフリーのピアノロール型MIDIシーケンサー「Domino」ピアノロールへ別トラックに入力されたノートを表示する機能などを備える
「Domino」は、MIDI専用のシーケンサーソフト。作成した楽曲は独自形式のほか、SMF形式で保存可能。編集中のトラックへ別トラックに入力されたノートを表示する機能や、ピアノロール上で指定したコードやスケールの構成音を色を変えて表示する機能など、便利な機能を多数備えているのがうれしい。 画面は3ペインで構成されており、左側に数値入力用の[イベントリスト]ペイン、右上に[ピアノロール]ペイン、右下にベロシティーやピッチベンドの情報をグラフ表示する[イベントグラフ]ペインが表示され、[ピアノロール]ペイン以外のペインは個別に表示をON/OFF可能。さらに、[イベントグラフ]ペインは2つ表示させることもでき、たとえばパンとピッチベンドのタイミングを連動させたい場合などに便利。 [ピアノロール]ペインでは、ノートのベロシティーが色の濃淡で表され、画面に収まらない音程にノートが入力されている場合はペインの上もしくは下に三角形が表示されるなど、細かい使い勝手が考慮されている。また、指定した小節に任意のラベルを付加してメニューやツールバー上のボタンで一気に移動する機能なども備える。 [イベントグラフ]ペインでは、グラフを“曲線”ツールを使って滑らかな曲線状に整えることが可能。“曲線”ツールは、急激に変化するタイプと緩やかに変化するタイプの2種類が用意されているほか、“sin”“cos”などの関数を使ってユーザーが任意の曲線を設定することもできる。 そのほか、複数トラックを一覧できる[トラックリスト]に画面を切り替えることが可能。さらに、ギターのカッティングを再現するため、入力されたコードの構成音を少しずつタイミングをずらす“ストローク”機能や、選択したノートのベロシティーなどを独自の数式を使って一括変更する機能などを備える。
【著作権者】Takabo Soft
□TAKABO SOFT NETWORK (長谷川 正太郎)
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