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【第297回】
“密書”を集めるアクションパズル「みしょみしょ」3人の忍者を使い分けてステージクリアを目指せ
(07/03/30)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、特殊な能力をもつ3人の忍者を操作してクリアを目指すパズルゲーム「みしょみしょ」を紹介しよう。
操作は[Z][X][C]キーで操作対象の忍者をそれぞれ赤、緑、青に切り替え、カーソルキーで忍者を移動させる。さらに各忍者を操作中に、それぞれの忍者に対応する切り替えキーを再度押すと、固有の忍術を使用できる。
忍術は、赤は高速で移動できる“ダッシュ”、緑は透明になり敵をすり抜ける“ハイディング”、青は空中に浮遊し穴や川を飛び越える“フローティング”となっている。ただし忍術は使用すると画面上部の“忍術メーター”を消費し、これがゼロになると忍術の効果が消えてしまう。忍術メーターは時間で回復するので、適度に回復させながら使っていこう。
序盤のステージは簡単で、適当に忍者を操作していてもクリアできるが、少しずつ難しくなっていき、効率のいいクリア方法を発見しなければならなくなる。また、各ステージには目標クリアタイムが設定されていて、それより早くクリアできれば“上忍”の称号が得られる。すべてのステージで上忍の称号を獲得するとオマケがあるので、がんばってチャレンジしてみよう。
本作は操作が簡単で、キーボードでも問題なく遊べる手軽さがうれしい。『あと少しでクリアできそうなのに!』という悔しいミスの末にクリアが実現するという、難しすぎず、簡単すぎない絶妙な仕上がりも見事だ。さらに、1ステージクリアに1分かからないというテンポのよさのおかげで『このステージまではクリアしたい!』と思わせるため、ついつい手が止まらずリトライを繰り返してしまう。反射神経や操作テクニックよりも、クリア手順の試行錯誤が重要な詰め将棋的ゲームなのだが、意外と大人より子供の方がこの手のゲームは得意かも? 親子や兄弟で知恵を競い合ってみるのも楽しいかもしれない。
【著作権者】GRC 氏
□Game Reach Creators (藤井 宏幸)
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