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ReadyBoost向けストレージなどのデータ転送速度を測定「CrystalDiskMark」データ転送速度の実測値を出力してくれるため、測定結果を分析しやすい
小型フラッシュメモリの大容量化や、磁気ディスクを使わないソリッドステートドライブの登場などにより、ストレージがその容量で評価される時代は終わり、データ転送速度が重要視される時代へと移り変わりつつある。また、Windows VistaのReadyBoost機能で利用するストレージには、4KBブロックのランダムリードで2.5MB/s、512KBブロックのランダムライトで1.75MB/sのデータ転送速度が必須条件となっており、一昔前のUSBメモリやメモリカードでは条件を下回ることもある。 「CrystalDiskMark」は、ストレージ用のベンチマークソフト。ローカルおよびネットワーク上のハードディスク、USBメモリ、メモリカード、RAMディスクなど、ドライブとして認識されているストレージのデータ転送速度を手軽に測定できる。測定内容は、シーケンシャルリード・ライト、512KBブロックおよび4KBブロックのランダムリード・ライトとなっているため、Windows VistaのReadyBoost機能で利用するストレージのチェックに最適だ。 また、同種のベンチマークソフトは独自の数値で測定結果を出力することが多いが、本ベンチマークはデータ転送速度の実測値を出力するので、測定結果を分析しやすいのも特長。さらに、測定結果はレポート風のテキストデータとしてクリップボードにコピーでき、購入したストレージの測定結果をブログや掲示板などで報告する場合に便利だ。そのほか、1回のベンチマークで実行する測定回数や、測定に利用するデータのファイルサイズを数種類から選択できる。
【著作権者】ひよひよ 氏
□Crystal Dew World (中井 浩晶)
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