「Windows Live for Windows Mobile」

カメラで撮影した写真を“Windows Live Spaces”へ直接アップロードできる

Today画面に“Windows Live Hotmail”の新着メールを表示可能

　マイクロソフト（株）は11日、“Windows Live”の各種サービスをW-ZERO3シリーズ上から手軽に利用するためのツール集「Windows Live for Windows Mobile」を無償公開した。現在、ウィルコムが運営するW-ZERO3専用ポータルサイトへ端末からPHS回線で直接アクセスしてダウンロードできる。

　「Windows Live for Windows Mobile」は、メッセンジャーやメールなど、“Windows Live”が提供する各種サービスをW-ZERO3で利用するためのツール集。専用のソフトが追加されたり既存ソフトの機能が強化される形で、“Windows Live”を手軽に利用できるようになる。

　提供されるツールのうち、「Messenger」は「Windows Live Messenger」のWindows Mobile版。絵文字や画像、音声メモ、ファイルの送受信、複数メンバーでのチャットなど一通りの機能を備えている。“シェイク”の受信にも対応しており、画面が揺れる代わりにバイブレート機能で本体が揺れる仕組みだ。また、複数の会話やコンタクトリストをタブで切り替えられるため、画面が狭いW-ZERO3でも使いやすい。

　Windows Mobile標準のメールソフト「メール」には、Webメールサービス“Windows Live Hotmail”用のプラグインが導入され、Webページへアクセスすることなくメールの送受信が可能になる。また、標準のソフト「画像とビデオ」ではメニューに［スペースに送信］項目が追加され、カメラで撮影した写真やフォルダ内の画像を、“Windows Live Spaces”へ手軽にアップロードできる。

　さらにW-ZERO3のToday画面では、メッセンジャーのオンライン状態や新着メールなどを表示したり、“Windows Live Hotmail”のアドレス帳とW-ZERO3の「連絡先」を同期できるようになる。

【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows Mobile 5.0（W-ZERO3専用）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】10.6.0025.1700（07/04/11）

□W-ZERO3 TOP（W-ZERO3からのアクセス専用）
http://menu.clubh.ne.jp/
□Windows Live for Windows Mobile（本ソフトの紹介ページ）
http://mg.live.jp/g2/intro.htm

（中村 友次郎）