よく使うページを素早く開ける“スピードダイアル”が追加された「Opera」v9.2

「Opera」v9.20

“スピードダイアル”機能

　Opera Software ASAは11日、Webブラウザー「Opera」の最新版v9.20を公開した。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

　v9.20の主な変更点は、よく使うページを素早く開ける“スピードダイアル”機能が追加されたこと。これは、新規タブを開いた際に、あらかじめ9個まで登録したWebページを3列×3行のサムネイルで一覧できる機能で、サムネイルをクリックしてページへアクセスできる。

　さらに、各登録ページには左上から順に1から9までの番号が振られており、「Opera」を利用中はいつでも、アドレスバーへ対応する番号を入力したり、［Ctrl］キーを押しながら対応する数字キーを押すだけで即座に登録したページへジャンプできる。

　“スピードダイアル”にページを登録するには、サムネイルが未登録の番号をクリックし、現在タブで開いているページの一覧などから登録したいページを選べばよい。また、サムネイルの配置はドラッグ＆ドロップで自由に入れ替えることが可能だ。

　そのほか、“YouTube”でフルスクリーン再生ができない問題などが修正され、動作の安定性が向上した。また、クロスサイトスクリプティングにつながるおそれがある文字コード関連の脆弱性など、複数の脆弱性が修正されている。

【著作権者】Opera Software ASA
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】9.20 Build 8771（07/04/11）