複数のPCで登録RSSや未読状態を同期できる3ペイン型RSSリーダー「RSS Bandit」

FTPや共有フォルダ経由で登録RSSなどのデータをアップロード・ダウンロード可能

「RSS Bandit」v1.5.0.10

新着記事のポップアップ通知

　登録したRSSフィードや各記事の未読状態を複数のパソコンで同期できるRSSリーダー「RSS Bandit」v1.5.0.10が、3月4日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの専用サイトからダウンロードできる。動作には、.NET Framework 1.1以降が必要。

　「RSS Bandit」は、RSSフィード一覧、記事一覧、プレビュー画面を備える3ペイン型のRSSリーダー。新着記事のポップアップ通知、未読記事やラベルをつけた記事だけを抽出して表示する特殊フォルダ、ポッドキャストの再生、OPMLファイルのインポート・エクスポートなど、多機能型のRSSリーダーとしてひととおりの機能を備えている。また、タブ切り替え型のWebブラウザーを内蔵しており、一覧・プレビューペインと切り替えて記事全文を閲覧可能。

　さらに、登録したRSSフィードや各記事の未読状態、記事につけたラベルを、FTP/WebDAVサーバーや共有フォルダを経由して複数のパソコンで同期できるのが特長。会社と自宅など複数の環境でRSSを利用したいが、Webアプリ型のRSSリーダーでは機能が足りない、という人にお勧めだ。また1台のパソコンで使っているユーザーでも、データのバックアップに利用できて便利。

　同期機能を利用するには、同期したい複数のパソコン同士で、あらかじめFTPサーバーなどの設定をしておく。あとは同期元となるパソコンで［Tools］－［Upload Feeds...］メニューを実行後、同期先のパソコンで［Tools］－［Download Feeds...］メニューを実行すればよい。なお編集部で試用したところ、同期直後は同期先で一部のRSS記事が表示されず、［Update All Feeds］ボタンでRSSフィードを更新する必要があった。

【著作権者】Dare Obasanjo　氏、Torsten Rendelmann　氏、Phil Haack　氏ほか
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト（寄付歓迎）
【バージョン】1.5.0.10（07/03/04）