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集中線やスピード線などを簡単に描ける「Photoshop漫画効果プラグイン」豊富なプリセットを収録、自作の効果も作成可能
「Photoshop漫画効果プラグイン」は、マンガの特殊効果を手軽に描くためのプラグイン。集中線やベタフラッシュといった放射状の効果線や、スピード線や流線といった平行線による効果を、編集中の画像へ加えることができる。 本プラグインにはよく使う効果がプリセットとして登録されている。用意されている効果は、集中線やスピード線のほか、バルーンフラッシュ(フキダシ状の集中線)、ウニフラッシュ(内側を白で塗り潰したフキダシ状の集中線)、太陽光(一般的なベタフラッシュ)、ビッグバン(粗めのベタフラッシュ)、ダーク(コマ上から線が落ちてくる効果)など16種類。また、自分で作った効果を登録することもでき、このとき1から作成するだけでなく、プリセットをもとにパラメーターを変更して作ることも可能だ。 「Photoshop」で利用する場合は、[フィルタ]メニューから本プラグインを選択すると、左側にプレビュー、右側に設定が並んだダイアログが表示される。プレビュー画面の[Ctrl]+クリックで効果の始点や中心点を、[Ctrl]+[Shift]+クリックで終点を指定可能だ。プレビューは拡大・縮小表示も可能で、プレビューを縮小して画像の外部を効果の始点や終点として選ぶこともできる。 また、オリジナルの効果を作成する場合は線の形状や配置方法を指定でき、これらの設定にも多数のプリセットが用意されている。プリセットをもとに線の長さや間隔などをスライダーや数値入力で指定し、マンガの表現に合わせた効果に調整するとよいだろう。 そのほか、効果線を描く際のペンの形状も細かく設定できる。ペン先をGペンとミリペンから選べるほか、ペンの太さや抜きの位置を指定することが可能。そのため、自分の絵柄に合わせたペンの形状で効果を加えられる。 なお、「Photoshop」などをもっていないユーザーでも本プラグインを利用できるように、作者サイトでは単独動作するフロントエンドソフトも公開されている。このソフトを使えば任意のBMP/JPEG/GIF/PNG/TIFF画像へ直接効果を適用でき、このとき256色のグレースケール画像を利用して効果の適用範囲にマスクをかけることも可能だ。
【著作権者】TNKソフトウェア 田中 佑典 氏
□TNKソフトウェア
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