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Vistaで改良されたエクスプローラのアドレスバーをXPで再現「QT Address Bar」1クリックで上位フォルダへ移動可能、フォルダツリーが不要に
Windowsは、バージョンアップするごとにあらゆる面で強化されてきたが、エクスプローラに限って言えば、Windows 95からWindows Server 2003まで、見た目もそうだが機能的にもそれほど大きく進化しなかった。しかし、Windows Vistaではエクスプローラが一新され、他バージョンのWindowsでも利用できたらと思わせる、便利な機能がたくさんある。 「QT Address Bar」は、Windows XPのエクスプローラを強化するソフト。インストールすると、新たなアドレスバーがエクスプローラに追加され、Windows Vistaのエクスプローラに新搭載されたアドレスバーと同等の機能を利用できるようになる。従来のアドレスバーも継続して利用できるが、エクスプローラのツールバーをカスタマイズして、従来のアドレスバーを本ソフトのアドレスバーへ置き換える使い方をおススメする。 本アドレスバーは、フォルダのフルパスを表示するのではなく、上位フォルダの名前を階層順に並べて表示する。各フォルダ名はツールボタンとなっており、ボタンをクリックするだけで即座に上位フォルダへ移動できる仕組み。また、各フォルダ名の右端にはプルダウンメニューが用意されており、各フォルダ内にある子フォルダをメニューでたどって表示することが可能。つまり、フォルダツリーを表示することなく、アドレスバーのみで別のフォルダへ移動できるわけだ。 そのほか、アドレスバー内の余白をクリックすると、フォルダのフルパスを従来のように表示できるため、フォルダパスをコピーしたり、パスの手入力でフォルダを移動することも可能。
【著作権者】Quizo 氏
□とりあえずのページ (中井 浩晶)
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