スタイルシートのソース表示に特化したFirefox拡張「View formatted source」

調べたい要素を視覚的に指定でき、必要なスタイルシートのみを抜粋して表示可能

「View formatted source」v0.9.5.0

　スタイルシートのソース表示に特化した「Firefox」拡張機能「View formatted source」v0.9.5.0が、5月2日に公開された。「Firefox」v1.0以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox」v2.0.0.4で動作確認した。現在、ライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。

　「View formatted source」は、Webページで定義されたスタイルシートから、調べたい部分のみを抜粋して表示できる「Firefox」拡張機能。スタイルシートは一般的に、HTMLファイルとは別のCSSファイルに定義されることが多いため、たとえば特定ブロックに対応するスタイル定義を探すのに苦労することがある。

　本拡張機能を使用すると、まずWebページ内のテーブルなどのブロック要素がそれぞれ赤色や青色でハイライト表示され、各ブロックの左上に“Source”と書かれたボタンが現れる。このボタンをクリックすると、該当ブロックのみのHTMLソースが独自のビューワーで表示される仕組み。そのため、Webページ内で調べたい要素を視覚的に指定でき、さらに必要なソースのみを表示できるので便利だ。

　ソースビューワーでは、タグ部分をマウスオーバーすると対応するスタイルシートがツールチップで表示される。このツールチップは、タグ部分をクリックすると表示を固定でき、テキストの範囲選択やコピーが可能になる。またソースビューワーでは、左側の［＋］ボタンでソースを折りたたみ表示することもできる。

【著作権者】Felix Ritter　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9.5.0（07/05/02）