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機械感と手書き感が共存するセリフ書体の1バイトフォント「AK-FruitPunch」セリフ体の特長である“飾り”がひらがなにも付加されている
和文フォントは大きく分けると、線の太さを変えて“はね”や“はらい”などを再現する“明朝体”と、線の太さを統一して読みやすくした“ゴシック体”に分類できる。同様に欧文フォントも、文字を構成する線の端に飾りがある“セリフ体”と、飾りがない“サンセリフ体”に分けることができ、セリフ体が明朝体、サンセリフ体がゴシック体にあたる。明朝体やセリフ体は、見栄えがよくなるものの、どこか機械的な印象を受けることが多い。それは、手書き風のフォントがゴシック体やサンセリフ体をもとにデザインされることからも分かるだろう。 「AK-FruitPunch」は、英数字や記号、ひらがなを収録した1バイトフォント。ゴシック体のように線の太さを統一しつつ、セリフ体の特長である“飾り”をひらがなにも付加している。さらに、文字全体が手書き風にデザインされているため、ゴシック体とセリフ体、手書きの3要素を併せもつのが特長。 本フォントには、英数字や記号を収録した「AK-FruitPunch R」と、ひらがなを収録した「AK-FruitPunch H」の2種類のTTFファイルが同梱されており、必要に応じて使い分けるようになっている。また、1バイトフォントであるため、ひらがなはローマ字入力ではなく、かな入力と同様の入力方法で利用する必要がある。
【著作権者】あくび 氏
□あくび印 (中井 浩晶)
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