LAN内のユーザーを自動認識して複数人でチャットができる多機能メッセンジャー

ファイル送信機能や定型文入力機能、画面キャプチャー送信機能などを備える

「Chat&Messenger」v2.20

　LAN内のユーザーを自動認識して複数人でチャットができる多機能メッセンジャー「Chat&Messenger」v2.20が、15日に公開された。Windows Me/2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「Java Runtime Environment」v1.4以降が必要。

　「Chat&Messenger」は、「IP Messenger」互換で複数人チャットに対応したLAN内専用メッセンジャー。LAN内で本ソフトを起動しているユーザーを自動認識でき、ファイル送信機能などを備えているほか、タスクトレイに常駐することもできる。さらに、メッセージを暗号化して通信するため、職場で利用するのにピッタリだ。

　画面は4ペインに分かれており、左上にユーザーの一覧、左下にチャットルーム一覧、右上にメッセージが表示され、右下がメッセージの入力欄になっている。メッセージ表示ペインはタブ切り替え型で、1対1のメッセージ用タブやチャットルームごとのタブを切り替えられる。

　また送信時は、あらかじめ登録した定型文を入力できるほか、指定したメッセージをワンボタンで引用可能。受信したメッセージのログはテキストで自動保存される。さらに“付箋”機能を備えており、指定したメッセージを付箋としてデスクトップ上に表示したり、作成した付箋内のテキストをメッセージとして送信可能だ。

　そのほか、相手が開封しないと表示されないメッセージを送信し、開封されたかどうかを確認できる“封書”や、デスクトップを画面キャプチャーして送信するといった便利な機能を備えている。

【著作権者】田辺哲　氏
【対応OS】Windows Me/2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.20（07/06/15）