NEWS （07/07/04　11:20）

物質の誕生を原子レベルで見る3Dスクリーンセーバー「小さな宇宙」

「小さな宇宙」v1.0.2

　大量の原子が結合していく様子を描く3Dスクリーンセーバー「小さな宇宙」v1.0.2が公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「小さな宇宙」は、複雑な構造の分子が生まれる様子を描く3Dスクリーンセーバー。4色の球体が大量に浮遊しており、青色は水素原子、黒色は炭素原子、緑色は窒素原子、赤色は酸素原子を示している。

　しばらく眺めていると、原子同士が結合して分子を形成していくほか、分子同士も結合するため、根気よく待てば複雑な構造をもつ分子も誕生する。しかし、定期的に発生する地震により、分子から原子が剥がれ落ちて、すべての物質が原子の状態まで戻ってしまう。

　設定画面では、原子の総数を種類ごとに指定したり、地震の発生周期も変更できるので、より複雑な構造の分子を誕生させたい場合には、原子の総数を増やし、地震の発生周期を長くするとよいだろう。また、カメラアングルや視点の動き、空間の広さなども設定できる。

【著作権者】Group Finity、Yuki　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.2

（中井浩晶）