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読みやすさを向上させる機能が充実した青空文庫ビューワー「ArisuViewer」文書レイアウトや禁則処理などを自由にカスタマイズ
「ArisuViewer」は、電子図書館“青空文庫”の文学作品を整形表示する文書ビューワー。青空文庫形式のTXTファイルを読み込むと、青空文庫の書式に従ってルビや傍点などを反映したうえで、文書を左右見開きの縦書きに整形表示する。ページ送りは、文書上のクリックやマウスホイール回転で実行できるほか、[移動]メニューから指定ページや先頭・最終ページへ即座にジャンプすることも可能。 ウィンドウのサイズを変更すると、文書全体が文字の桁数と行数を保ったまま、アンチエイリアスつきでなめらかに拡大縮小し、[スタイル]メニューから文書の桁数・行数や段組を変更可能。そのため、ディスプレイの解像度やデスクトップの空き領域に合わせて、文字の大きさや密集度を調整できる。 たとえば、省スペースのウィンドウで読書をしたい場合は、1ページに表示する文字数を減らして文字の大きさを確保するとよい。その逆に、高解像度のディスプレイを活かしたい場合は、段組を利用して1ページ内の情報量を増やしてもよいだろう。 また禁則処理が充実しており、文字種ごとに“追い込み”“送り出し”“追い出し”“送り込み”“ぶら下げ”を設定したり、それぞれの処理の優先度を指定することが可能。さらに、“縦中横”で表示する文字種や、横書きフォントで描く記号を指定でき、さまざまな文書を違和感なく縦書きで表示できる。
【著作権者】三水 氏
□ArisuViewer(Windows95/98/Me / ユーティリティ) (中井 浩晶)
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