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世界最古の電子楽器“テルミン”をパソコン上で演奏できる「ソフトテルミン」ウィンドウ上でマウスを横に動かすと音程が、縦に動かすと音量が変化する
“テルミン”は、1920年ごろに物理学者のレフ・セルゲイヴィッチ・テルミン博士が発明した世界最古の電子楽器。電波を利用して“テルミン”から手までの距離で音の高低と音量を変化させる。“レッド・ツェッペリン”の名曲“Whole Lotta Love”などで聞けるその音は、不安を掻き立てるようでいてどこか郷愁を誘うのが特徴。 「ソフトテルミン」は、パソコン上で“テルミン”の音を再現できるソフト。ウィンドウ上でマウスを横に動かすことで音程を、縦に動かすことで音量を変化させて、手軽に“テルミン”風の演奏を楽しめる。 音程はマウスをウィンドウの右端へ近づけるほど高くなり、音量はマウスをウィンドウの上端へ近づけるほど大きくなる仕組み。再生できる音程の幅は固定されているが、ウィンドウサイズは自由に変更できるため、ウィンドウの横幅を広げるとマウスを動かす幅に対する半音の幅が広がり、音程を取りやすくなる。 また、本ソフトはマウスを上下に細かく動かしてビブラートをかけると、より“テルミン”らしい音が出る。ビブラートがかかりやすくなるようにウィンドウの縦幅を狭くすると演奏しやすいだろう。 さらに、右クリックメニューからウィンドウの背景を任意のBMP画像に変更可能で、あらかじめ4種類のBMP画像が用意されている。中には西洋音階に合わせて縦線が引いてある画像も用意されているので、音程をうまく取れない場合に利用しよう。そのほか、右クリックメニューからは音のもととなるWAVEファイルを指定でき、ノコギリ波や矩形波など5種類のWAVEファイルがあらかじめ用意されている。
【著作権者】ラボ長 氏
□ソフトテルミン(WindowsNT/2000/XP / 画像&サウンド) (長谷川 正太郎)
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