NEWS （07/07/30　18:30）

「XUL/Migemo」v0.7.7

　「Firefox」でローマ字入力によるインクリメンタルサーチを可能にする拡張機能「XUL/Migemo」v0.7.7が、21日に公開された。「Firefox」v1.5以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vista上の「Firefox」v2.0.0.5で動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「XUL/Migemo」は、「Firefox」にローマ字入力による日本語インクリメンタルサーチ機能を追加できる拡張機能。「Firefox」は標準でインクリメンタルサーチ機能を備えているが、日本語の場合はIMEの変換・確定といった操作が必要なため、実質的に日本語の文字列検索には利用できない。そこで本拡張機能を利用すると、たとえば『mado』というローマ字入力で日本語の『窓』をインクリメンタルサーチできるようになる。

　使い方は、［/］キーまたは［Shift］＋［Ctrl］＋［F］キーを押すと、ステータスバー上部に検索バーが現われるので、探したい文字列をローマ字入力すればよい。検索にヒットすると対象の文字列がハイライト表示され、［F4］キーで次の検索候補、［Shift］＋［F4］キーで前の検索候補へジャンプできる。

　また、検索バー上の［すべて強調表示］ボタンをクリックすると、ブラウザー画面全体に薄暗く影がかかり、ページ内でヒットした文字列すべてがハイライト表示される。この状態で、“次を検索”“前を検索”のそれぞれを実行すると、ヒットした文字列を上下に揺らしてアピールしてくれる仕組み。

　設定画面では、各ショートカットキーを自由にカスタマイズできるほか、最後のキー入力から検索バーを自動で閉じるまでの秒数を指定することも可能。

【著作権者】plus7　氏、SHIMODA Hiroshi　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.7.7（07/07/21）

□outsider reflex
http://piro.sakura.ne.jp/
□窓の杜 - Firefox
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/webbrowser/firefox.html

（久保 望）