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棋譜を自動解析して良手・悪手を判定できる将棋ソフト「K-Shogi」v2.4.00対局できるコンピューターは8段階の強さと9パターンの戦型を備えている
「K-Shogi」は、棋譜を解析して、指した手の良し悪しや定跡か否かの判定ができる将棋ソフト。解析は対局中の棋譜と、各種将棋ソフト共通形式のKIFファイルから読み込んだ棋譜に対して実行可能。解析に利用する思考エンジンは、“第17回世界コンピュータ将棋選手権”で40チーム中7位に入ったv2.3.00をバージョンアップしたもの。 解析方法は複数用意されており、[定跡表示]では、指した手が定跡にあたるかどうかを本ソフトのデータベースから判定できる。データベースには新たに登録も可能。また、[棋譜解析]では定跡かどうかの判定とともに、“疑問手”や“悪手”の判定も表示できる。さらに、対局中や棋譜を表示した際に、“評価値グラフ”でどちらが優勢かを1手ごとに確認できる。そのほか[次の一手回答]や[詰め将棋回答]も利用可能だが、この場合は「Kifu for Windows」などのほかのソフトを経由してデータを入力する必要がある。 解析結果をふまえて任意の局面を見直すこともできる。リスト形式で表示された棋譜から任意の局面へジャンプしたり、ツールバー上のボタンで1手ずつまたは10手ずつ局面を戻る・進むといった操作が可能。移動した局面では、戦況を確認できるだけでなく、その状態から再対局することもできる。 コンピューターとの対局モードには8段階の強さや9パターンの戦型、11種類の開始局面などが用意されている。「CSA将棋」形式のプラグインに対応しているので、たとえば2006年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝した「Bonanza」などのほかの将棋ソフトに使用されている思考エンジンを、本ソフトに組み込んで対局できる。また、TCP/IP通信を利用したユーザー同士の対局も可能。
【著作権者】STUDIO-K
□STUDIO-K (橋本 崇史)
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