NEWS （07/08/01　16:45）

「(X)HTMLコンバータ」v1.1

スタイルシートの定義に従って命令語や関数を色分けすることも可能

　「Hot Soup Processor」（以下、HSP）のスクリプトをHTMLへ変換できる「(X)HTMLコンバータ」v1.1が、7月31日に公開された。Windows Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPでの動作を確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には本日公開されたHSPの最新版v3.1が必要。

　「(X)HTMLコンバータ」は、HSPのスクリプトをHTML/XHTMLソースへ変換できるソフト。Web上でのHSPプログラミング講座やTipsページなどで、サンプルスクリプトを掲載する際に便利。

　HSPスクリプトをWebページへ掲載する場合、スクリプトをそのままHTMLソース内へ貼り付けると、Webブラウザーでの閲覧時に半角スペースが無視されてしまったり、“<”や“>”などの記号がHTMLタグとして解釈されてしまう。そのため、半角スペースは“&nbsp;”、“<”は“&lt;”といった具合に書き換える必要がある。

　そこで、本ソフトを利用すればこれらの変換を自動で行えるうえ、さらに命令語や関数などを別途用意したスタイルシートの定義に従って色分けさせたHTMLソースを生成できる。変換したHTMLソースはクリップボードへコピーできるほか、ファイルとして書き出すことも可能。

　なお本ソフトを利用するには、解凍したファイルをHSPのインストールフォルダへコピーし、「HSPスクリプトエディター」の外部ツールへ登録する必要がある。

【著作権者】eller（えらー）　氏
【対応OS】Windows Vista（編集部にてWindows XPでの動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1（07/07/31）

□プロジェクト空色鉛筆
http://www.geocities.jp/prjctsp/
□窓の杜 - Hot Soup Processor
http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/program/progdevenv/hotsoup.html

（久保 望）