最大9人まで同時に落書きできるP2P型のお絵かきチャットソフト「なまびき」

自分以外のユーザーが自分の絵に点数をつけられる“判子”機能を備える

「なまびき」v0.19

　最大9人まで同時に落書きできるP2P型のお絵かきチャットソフト「なまびき」v0.19が公開された。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

　「なまびき」は、複数人で同時に1つのキャンバスへモノクロの絵を描き込めるソフト。最大9人まで同時接続が可能で、1つのお題に対してみんなで絵を描き、その出来を競うといった暇つぶしをしてみると楽しいだろう。

　利用するにはまず、ルーターやファイヤーウォールの設定でTCP/IPの55555番ポートを通信可能にする。次に［接続］画面で接続相手のIPアドレスを入力すれば通信が開始される。自分のIPアドレスは本ソフトの設定画面に表示されるので、あらかじめ通信相手に伝えておこう。また、複数人で利用する際はそのうち1人のIPアドレスを指定すれば、全員と通信可能だ。

　落書きする際はマウスの左ドラッグで線を描画し、右ドラッグで線を消すことができる。その際、自分のカーソルは黒で表示され、ほかの人のカーソルは赤や黄色などで表示される。また、ペンの太さはショートカットキーなどで8段階に変更可能。

　さらに、“判子”と呼ばれるスタンプを1つ作成でき、落款のようにキャンバスへ自分の“判子”を押すことが可能。自分以外のユーザーが押した“判子”を［Shift］＋クリックすると点数をつけることができるので、落書きの評価などに利用するとよいだろう。

　そのほか、別ウィンドウでテキストチャットをすることも可能だ。

【著作権者】K.Hagiwara　氏
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.19