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NEWS (07/09/06 19:30)

順調な進化を見せる定番テキストエディター「秀丸エディタ」v7正式版

新機能“単語補完”のほか、検索・置換・GREPが大幅パワーアップ

「秀丸エディタ」v7.00
「秀丸エディタ」v7.00
 (有)サイトー企画は5日、テキストエディター「秀丸エディタ」v7.00の正式版を公開した。約5カ月におよぶベータテスト期間を経て正式公開となった本バージョンでは、“単語補完”機能が新たに追加されたほか、検索・置換・GREPやアウトライン機能など、各既存機能も大幅に強化されている。なお、初回ベータ版から正式版までの変更点は不具合の修正がメインとなっている。


編集中のテキスト内に含まれる単語や指定ファイルの単語をリストアップできる“単語補完”機能
編集中のテキスト内に含まれる単語や指定ファイルの単語をリストアップできる“単語補完”機能
 v7シリーズでの注目点は、“単語補完”機能が新たに追加されたこと。この単語補完機能は、入力途中の文字列をもとに、リストアップされた補完候補を選択してエディター内に挿入できるというもの。補完候補として単語をリストアップさせる方法が多数用意されているのが特長。

 たとえば、編集中のテキスト内に含まれる単語を本ソフトが自動的にリストアップしてくれるほか、プログラム言語やHTMLといったファイルタイプ別にあらかじめ指定したテキストファイル内の単語をリストアップさせるといった方法を選択できる。


GREPと置換機能を組み合わせた新機能“grepして置換”
GREPと置換機能を組み合わせた新機能“grepして置換”
 そのほかの新機能としては、GREPと置換機能を組み合わせた“grepして置換”が搭載された。これは文字どおり、GREP検索でヒットした複数ファイルの当該キーワードを任意の文字列に置換してファイルを上書きできる機能。

 各既存機能の強化としては、検索・置換機能においてソースコード内のコメント部分やHTMLタグ部分など、指定した範囲のみを検索・置換対象にしたり、対象から除外することが可能になった。さらに検索・置換ダイアログに、正規表現を利用する際の入力補助機能が追加された。そのほかアウトライン機能では、テキスト本文を縦書き表示した際に、アウトラインツリーも縦書き表示するように仕様が変更されている。

 また、v6シリーズで搭載されていた“自動起動マクロ”も仕様が変更されている。従来では、マクロを自動起動させるタイミングが“ファイルを開いた直後”の1つだけだったが、本バージョンよりこれ以外にもいくつかのタイミングを選択できるようになった。用意されたタイミングは、ファイルの新規作成直後、ファイルの保存直前・直後、印刷直前・直後など計6種類。

 本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vistaに対応する4,200円(税込み)のシェアウェアで、現在同社のホームページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。


【著作権者】(有)サイトー企画
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vista
【ソフト種別】シェアウェア 4,200円(税込み)
【バージョン】7.00(07/09/05)

□秀まるおのホームページ
http://hide.maruo.co.jp/
□窓の杜 - 【NEWS】単語補完などの新機能を搭載した「秀丸エディタ」v7のベータ版が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/04/26/hidemaru7b2.html
□窓の杜 - 秀丸エディタ
http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/document/txteditor/hidemaru.html

(久保 望)




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