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NEWS (07/09/18 13:00)

Excelを起動せずにXLSファイル内の文字列を一括置換「Replace Text in XLS」

辞書ファイルに列挙した複数パターンの文字列をまとめて一括置換可能

「Replace Text in XLS」v1.7
「Replace Text in XLS」v1.7
 「MS Excel」を起動せずにXLSファイル内の文字列を一括置換できるソフト「Replace Text in XLS」v1.7が、16日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、動作には「MS Excel」が必要。編集部にて、Windows XP上に「Excel 2003」をインストールした環境で動作を確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 「Replace Text in XLS」は、「MS Excel」を起動することなく複数のXLSファイル内すべてのシートの文字列を一括置換できるソフト。複数の置換パターンもまとめて置換できるのが特徴。

 置換文字列の指定方法は、あらかじめ用意しておいたタブ区切り形式のテキストファイルを“辞書ファイル”として利用する仕組み。この辞書ファイルには、置換パターン1つにつき1行で、置換前文字列と置換後文字列をタブ区切りで記述する。複数のパターンを一括置換したい場合は、その数に応じて複数行を記述すればよい。なお、この辞書ファイルは文字コードがUTF-16LEでBOM(Byte Order Mark)つきのテキスト形式で保存しておく必要があるので、UTF-16LEでの保存に対応した「秀丸エディタ」や「EmEditor」などで作成するといいだろう。

 置換方法は簡単で、まず用意した辞書ファイルを本ソフトにドラッグ&ドロップし、続いて置換するXLSファイルを同じようにドラッグ&ドロップするだけ。すると元のファイル名に“置換済み”という文字列を付加したファイルが新たに生成される。

 さらに、任意の列から右側の列だけを置換対象として指定することも可能。たとえば、“処理範囲”を“C列から右の列を置換対象とする”にすると、各シート上のA列・B列を除いたすべての列を置換できる。


【著作権者】t98907 氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.7(07/09/16)

□http://www15.big.or.jp/~t98907/freesoft/
http://www15.big.or.jp/~t98907/freesoft/

(橋本 崇史)




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