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「Sleipnir」に多彩なアクションを追加登録できる「Launch Extension」v0.0.4ユーザーのアイデア次第でさまざまなアクションを登録可能
「Launch Extension」は、あらかじめ用意された変数を利用して外部アプリケーションを起動し、「Sleipnir」上からさまざまなアクションを実行できるプラグイン。たとえば、アクティブなWebページのURLを任意のアプリケーションへパラメーターとして渡すといった使い方が可能。定義したアクションは、メニューカスタマイズ機能を利用して右クリックメニューへ追加したり、マウスジェスチャー、キーボードショートカットへ割り当てることもできる。 用意された変数は、アクティブなタブまたは選択リンクのWebページタイトルやURL、設定フォルダパスなど10種類。オーソドックスな例としては、現在開いているWebページや選択URLを他Webブラウザーで開くといった使い方ができる。また同社の開発者ブログでは、閲覧中Webページで見つけた有用な情報をメモとしてファイルへ保存する例が掲載されているので、参考にしてみよう。
参考までに筆者が行なった手順は、まず「Launch Extension」の編集画面で、実行ファイルの欄へ「WWWC」のフルパスを入力、パラメーターに現在開いているWebページのURLを渡す“{URI}”を入力、あとは任意のアクション名(「WWWCへ登録」)や登録名(「EntryToWWWC」)を入力していったん「Sleipnir」を再起動。
その後、“メニューエディタ”画面で“ブラウザ標準”の項目内へ先ほど作成したアクションを登録した。すると、ブラウザー画面の右クリックメニューに[WWWCへ登録]という項目が追加され、クリックすると「WWWC」が起動して閲覧中WebページのURLを登録できるようになった。ただし、前述の通りWebページのタイトルは未設定のままなので、「WWWC」の[ファイル]-[タイトル取得]メニューを実行すればひとまず解決。 本当ならばワンクリックですべてをスムーズに登録したかったが、今回はここまでであきらめることにした。しかし、これだけでも「WWWC」標準のアイテム作成よりはいくつかの手順を省けるため快適だ。本プラグインは、ユーザーのアイデア次第でさまざまなアクションを実行することができる。「Sleipnir」をより便利に活用できるアイデアを模索してみるのも面白いだろう。
【著作権者】フェンリル(株)
□フェンリル | ラボ (久保 望)
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